2016年冬アニメ 感想

久々にアニメの感想でも書いてみようかと思います。
冬は9作品を最後まで視聴しました。
タイトルの左側のマークは個人的な評価です。

◎すごく面白かった
◯面白かった
▲ふつう
△いまいち
☓つまらなかった


◯プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ
ストライドという架空のスポーツを題材にしたスポ根青春アニメ。
原作はオトメイトから発売された乙女ゲーです。
ストライドは、要は市街地をコースに見立てた障害物競走(パルクールみたいなものですね)を
リレーで行う、というもののようです。

内容はとても王道的なスポーツ物。
長身美形の男性キャラ達が、それぞれのモチベーションを元に
仲間たちやライバル校の選手たちと切磋琢磨し合いながら成長してゆく話です。
名選手である兄へのコンプレックスからストライドをやめた経験を持つ陸のエピソードなどは
過去エピソードを絡めた葛藤の表現が上手く、とても良い具合に感情移入できました。
キャラクターの描き方は丁寧で、部員たちの掘り下げはみんなしっかりしていましたし
少なくとも主人公たちの所属する方南学園の選手たちは良い奴ばかりで心地よかったです。
他校にはやられ役のキャラなどもいますが、基本的に目立つキャラクターは
味のあるキャラばかりで、やりとりを見ていて退屈することはありませんでしたね。

主人公の女の子はリレーショナーという、走者に無線で指示を出すポジションで、
部員たちのサポート役として成長していきます。
この主人公もなかなか可愛かったですね、アニメだと陸が主人公格に引き上げられているせいで
かなり影が薄くなってしまっていたりしますが、
まあ目立つ回はあるし、重要な役割も持っていて良かったと思います。
終わり方に賛否はあるかもしれませんが、綺麗にまとまっていてグッドな作品でした。
爽やかで気持ちの良いスポーツ物でした、キャラがみんな必死に頑張っているのが良い……
あと、レースシーンのアニメーションがとてもスピード感あるものに仕上がっていたのも素晴らしかった!
総合的に見て良作でした。男性が見ても充分に楽しめると思います。




◯蒼の彼方のフォーリズム
これも架空スポーツ物。フライングサーカスという架空の競技を題材にしたスポ根青春アニメです。
エロゲ原作。
FCというスポーツは、グラシュという靴で空を飛んで、一対一でポイントを競い合う内容。
ポイントはチェックポイントを先に通過するか相手の背中をタッチするかで加算されるルールのようで、
レースと格闘技を合わせたような展開が楽しめるようになっていますね。

内容は王道的なスポーツ物で、天真爛漫な性格をした転校生ヒロインがFCにハマり、
それを元選手である主人公がサポートしていく、という流れ。
ヒロインたちが他校のライバルたちと競い合い、敗北やコンプレックスを前にして葛藤し、
それを乗り越えて選手として成長してゆく、みたいな感じ。
試合シーンは女の子たちが体のライン丸出しのぴったりしたウェアで戦うので華やかでいいですね。
ロングヘアのキャラが髪をまとめないのはなぜかとか、エロゲ原作のアニメにそういう突っ込みをするのは
野暮ってもんでしょう、ええ。
主人公は無線でヒロインたちに戦術を指示する役割をこなします。
……字面だけ見ると、ストライドと男女の役割が逆転しただけなんだが!?
偶然なんでしょうけど、すごい偶然だw
まあ、あれと違ってコーチ役もやってましたけどね。

ともあれ、練習や試合のシーンのひたむきな女の子たちの姿は見ていて気持ちよく、
メインヒロインの明日香だけでなく、他のキャラたちもそれぞれの理由で
FCというスポーツと真剣に向き合うようになってゆく姿がとても印象的でした。
作画もよかったと思いますし、萌え的にも燃え的にも楽しめるアニメだなあと感じました。

ところで、第一話で佐藤院麗子というお嬢様風のキャラがサブキャラの男を負かして、
麗子が勝ち誇って高笑いするシーンがありましたが、
ここを見たとき、この負けた男がものすごくうらやましかったです……
Mな人なら分かってくれるはず、きっと。佐藤院さんの華やかな容姿と得意気な表情がたまらなかったです。
ぶっちゃけこのシーン見て視聴継続を決めたし!
見終わった今は、純粋にスポーツ物として面白かったと思っていますけどねw




▲アクティヴレイド -機動強襲室第八係-
近未来の日本を舞台に、パワードスーツを身にまとって凶悪犯罪者を取り締まるという
警察内の特殊部隊を主役にしたアニメです。
主要メンバー達は全員社会人となるわけですが、そのわりにパトレイバーみたいに大人大人した雰囲気でなく
子供向けのノリを混ぜ込んだようになっていて、明るさとシリアスさがバランスよく表現されたアニメでした。
これ、どっちかというと設定的にもパトレイバーよりメタルジャックを思い出す人が多そうですね。

しかし、警察として犯罪者に対して強力な武装を使用したりする前とか、
作戦を決行しようという段になったときとかに、行政の許可を得なければならないとか
自衛隊や行政との駆引きが表現されていたりとか、そういう生々しい部分があって
しかもそれがキャラクターの掘り下げやストーリー進行に繋がっていたりするのが印象的でした。

扱いの大きいキャラクターはいますが、これが主人公、とハッキリ言えるキャラはおらず、
ダイハチというチーム全体が主役のような形で話作りがされています。
スポットの当たるキャラが毎回違ったりするので、一話完結の楽しさがある作品と言えそう。
ネットを通じて犯罪者を仕立てあげたりして暗躍する犯罪組織の描写など、
今風の作品作りがされているなあ、と感じました。
過去の警察アクション物のアニメとの差別化が随所に感じられますね。

今風の設定ではありますが、アニメとしては90年代風の作風が感じられるのでどこか懐かしい。
アクションシーンの出来もよいので、なかなかに楽しめる作品でした。
二期もすでに決定しているということなので、まだ今後が楽しみな作品ですね。




▲ノルン+ノネット
壮大な世界観を持つシリアスなSF作品。
世界設定はとてもゲーム向きのものでしたので、よくアニメ、それも1クールでまとめたなあ、
と全体の構成に感心してしまいました。

ノルンという巨大な飛行物体の中で、特殊能力を持つ少年少女たちが共同生活しながら
とある目的地を目指して旅をしてゆく話ですが、
中盤以降は驚愕の事実が次々に明らかになり、壮大な展開になっていきます。
主人公はこはるという少女ですが、
男女カップルが複数成立する群像劇的な内容になっていて、
複雑な人間関係が楽しめるようになっていました。

なにを言ってもネタバレになりそうなタイプの作品なのであれですが、
とりあえず、すごくスッキリとまとまっていて、最後はすごく気持ちのいい充実感を味わえました。
これゲーム版やってみたいなあ、と思わされましたね。
なにげに主題歌やBGMの質がものすごく高かったのも好感。
壮大な世界観だけに、いい雰囲気を作ってくれていたのは高く評価したいです。




▲だがしかし
駄菓子と駄菓子屋を題材にした日常アニメ。
実在の駄菓子がいろいろ出てくるので楽しいですね。
キャラデザが独特で、キャラクターがみんな三白眼気味なのが気になりますが
しかし二人いる女の子はどっちも魅力的でした……
ほたるという駄菓子大好きな社長令嬢という濃いキャラがいますが、
この人の日本人離れしたスタイルの良さは毎回眼福でした。

毎回安定してそこそこの面白さを味わわせてくれましたが、
突出したものもなかったので、あまり言うべきことがありませんね。




▲大家さんは思春期
女子中学生の大家さんがいるアパートを舞台にした日常コメディ。
大家さん見た目からしてマジ可愛いし、しかも世話好きで家庭的だし、
家庭的すぎておばあちゃんみたいな趣味になっちゃってるのが異常に可愛い。
性格的にも嫌味な部分が皆無で、これは成長を見守りたい感じの子ですねぇ。

日常物としては安定した出来でしたが、
しかしいかんせん2分という放送時間は短すぎた……
芳文社とはいえ、きらら原作でないと扱いは悪くなってしまうのか。
原作は巻数が充分に出ているのですし、30分でやって欲しかったですね。




▲魔法少女なんてもういいですから
これもショートアニメですね。
魔法少女物ですが、このジャンルを全力で皮肉ったようなアニメです。
主人公の女の子は変身はするけど戦う相手がいないので、
相方の謎生物と漫才をするアニメになってしまっています。
しかし会話の切れ味がいいので面白いですね、
主人公の父親の会社員描写はなかなかに爆笑モノでしたw




△少女たちは荒野を目指す
高校生たちがゲームサークルを結成して商業エロゲーを制作する、
その苦難の日々を描いた作品、という感じでした。
アニメ放映後に発売される予定のゲーム版のシナリオを田中ロミオ氏が担当している
ということもあって、氏の過去作品が好きな身としては
これはアニメを楽しんで、その勢いでゲームも買って存分にプレイしよう!
となったのですが、結論から言えばアニメはあんまり面白いとは思えませんでした。
最初の2話までは主人公の文太郎のコミュ力の高さが
小気味良く表現されていて気持ちよかったですし、
メンバーが集まってゆく過程や、メンバー達のキャラクターの掘り下げなども興味を引いてくれたのですが
3話以降はありきたりなトラブルイベントを繋げているだけの展開で新鮮味がまるでなかった。
これホントにロミオ氏が考えたプロット通りの話なのかなぁ、とか思いながら見てました。
エロゲー業界あるあるネタとかはありましたが、見せ方がうまくないのか
へー とか ふーん という感想で終わってしまう……
自分がもともとエロゲーマーだから新鮮な驚きがなかったという面もあるかもしれませんが……

ともあれ惰性で最後まで見ましたが、しかし終盤の衝撃の展開はなかなかのもので
キャラクター達の心情を興味深く見ることはできましたし、
幼なじみの夕夏の心情の変化などは見てて可愛いと思いました。
まあ最終的には楽しめなくもない出来だったかな? みたいな。
でもロミオにしてはイマイチだなあと思ったので購入予定だったゲーム版は買いませんでした。
自分限定の話ですが、出来の悪いアニメを先に放送したのが凶と出たな! みなとそふと!




△ハルチカ~ハルタとチカは青春する~
学園青春吹奏楽アニメかと思って見始めたら日常ミステリー物でした。
吹奏楽の描写は重要ではありますがメイン要素ではなく、
ミステリーを解き明かしていくことで表現される十代の少年少女たちの青春期らしい葛藤、
みたいなものが主な面白さなのかなーと思いつつ見てました。
持ち前の元気さと勢いで他のキャラクターたちにぐいぐい食い込んで解きほぐしてゆくチカ、
聡明さを武器にミステリーを解き明かしてゆくハルタ、という取り合わせはバランスが良いですね。
Q.E.D.という推理漫画がありますが、キャラの役割的にはあれと似た感じがするかな?

キャラデザも魅力的で、声優さんたちの演技もよく、美術的にも出来がよかったです。
それでなんでこの評価なのかというと、なんか感情移入し切れない内容だったからなんですね。
アニメの一話一話の内容自体は後で思い返すと味わい深そうなエピソードだったんだなあと思えるんですが
それが視聴中は伝わってこないです。
たぶんこれ一話一話に原作の内容詰め込みすぎてるんじゃないですかね。
原作読んでないので推測ですけど。
一話の尺が倍だったら、きっともっと良い作品になっていたのではないかと思います。
吹奏楽描写の添え物っぷりも、もう少し緩和されたのでは……さすがに大会すっ飛ばしは萎えた……
チカちゃんの暴走機関車みたいなお馬鹿さ加減がとても可愛かったのでもったいない。
正直、途中からはストーリーには期待せずにチカちゃんと芹澤さんの可愛さを観賞するためだけに見てました。
久々に吉田玲子脚本作品で面白くないと感じるものに出会ってしまった。




という感じです。
冬は、自分が見ていた範囲では突出した作品はありませんでしたが、
光るものがある作品は充分あったように思えました。
日常物がショートアニメばかりだったのが惜しかったかなー
でも、スポ根モノでいいものがあったのは良かったです。
世間では、この素晴らしい世界に祝福を! などが評判よかったみたいですね。

春は好きな漫画がいくつもアニメ化されているので、それらを中心に楽しんでいきたいと思います。
特に「少年メイド」は女性向けですが、男でも楽しめる良質なハートフルストーリーなので
丁寧にアニメ化してほしいなぁー、などと思っております。


同人エロRPG『女騎士リミッシュ 〜フェルン奉公記〜』について

久々の更新です。
本日はとある同人エロRPGをご紹介。

RJ169706_img_main

女騎士リミッシュ 〜フェルン奉公記〜
http://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ169706.html

サークル「ももしば杏子」のRPG三作目の作品になります。
自分はこのサークルさんのRPGは今までもテストプレイを担当させていただいてきましたが、
今回もやらせていただきました。
今日はテストプレイヤーの視点から、本作をご紹介させていただこうと思います。

DLsiteさんの作品ページの紹介文にある通り、おねショタもののRPGとなっております。
女騎士リミッシュと公爵家の御曹司ラインの二人で、
エロいことをしたりダンジョンを攻略したり、といった内容です。
愛情度と淫乱度の数値が特徴的でして、この数値によってエロイベントが発生したり
汎用エロイベントのテキストが変化したりします。
愛情度が一定以上ならイチャラブな雰囲気になりますが、低ければ険悪なHになったり、といった具合ですね。
コスチュームを着替えることでエロイベントが発生する、などの要素もあります。

他にはボスに敗北したときの陵辱イベントなどもあり、そうしたシーンは寝取られ感がかなり出ていると思います。
鬼畜なイベントなどもありますし、結構手広くシチュをカバーしていると言えそうです。
スタート地点である公爵家の屋敷内からして、結構多くのイベントが用意されていますので
絵柄やキャラクター、それにおねショタというジャンルが好きならば、エロの満足度は保証できます。

RPGとしては、戦闘のテンポがいいのでレベル上げなどもそれほど苦にならず行えました。
難度は高すぎはしませんがそれなりに手応えはある、という感じでしょうか。
面白いのは武器防具の強化システムですね。
本作は装備を付け替えは装飾品のみ行なえ、武器と防具は二人とも固定装備になっていて
武器防具のパラメータを上げるには鍛冶屋で強化してもらうというシステムになっているのですが
強化アイテムを集めて、少しずつ装備のレベルを上げて強くしていくのがかなり気持ちいい。
ちまちま強化していく楽しさが好きな人なら、この要素はかなり好きになれるのではないでしょうか?


全体的に、かなりまとまった出来のエロRPGだと思います。
三作目ということで、かなり制作がこなれてきた感じがあり、遊びやすくなってますね。
当初の予定よりも発売が早まったのですが、それだけテストプレイも順調だったわけでして。
エンディングが多いのも特徴ですが、トゥルーエンドクリア後は回想を全開放することもできますので
気楽に遊ぶこともできると思います。
そんなわけで、この場でオススメさせていただこうと思います。
いや、テストプレイとはいえ自分も制作に関わっている人間ですので、よろしくお願いします、
と言っておこうかな。

では、今回はこれで失礼いたします。


2015年夏アニメ 感想


今期のアニメもだいたい終了しましたので、
全話視聴した作品について、感想を書いておこうと思います。

タイトルの左のマークは個人的な評価です。

◎すごく良かった
◯良かった
▲普通
△いまいち
×ダメ



◎のんのんびより りぴーと
田舎を舞台にした日常癒し系アニメ、その2期が本作ですが
文句なしですね。
1期と比べると時系列が読み取りづらくなっているせいで四季の移ろいを味わう楽しさが
少し薄れているぐらいで、それ以外は登場人物同士のかけあいの楽しさをはじめ、
さりげない優しさから伝わってくる、大人たちの深みのある人間性、
背景美術と音楽の質の高さ、そして間の取り方の絶妙さが演出する空気感の心地よさなど、
作品の長所が存分に出ていて、1期より進化していた部分も多かったです。
癒されたり感動したり、笑ったりしているうちに1話1話は退屈を感じることなく終わり、
あとに心地よさが残ります。
タイトル通りのんびりした雰囲気が素晴らしく、不快な気持ちになることはまったくありませんでしたし、
浸るように楽しめますね。
これは名作です。



◎城下町のダンデライオン
九人きょうだいの中から次期国王を選挙で決める、
きょうだいは全員超能力を持っている、
そんな設定ながら舞台は普通の日本にしか見えない、
と、色々と設定がフリーダムな作品でしたが、本質的には明るいホームコメディであり、
きょうだいそれぞれの内面を掘り下げて魅力を引き出して見せつつ、精神的な成長を描いた作品でした。
主人公は茜なんだろうけど実質的には群像劇に近い内容。

全編通して、とても楽しく見ることができるアニメでした。
それというのもキャラクターの描き方がすごく良いのです。
みんな過去のわだかまりや抱えている葛藤を乗り越えながら、
選挙、そして国王になるということに対して真剣に向き合うことになるのですが、
その姿からは精神的な成長を感じることができるので、見ていてとても気持ちがいいです。
一番下の二人を除いては、ちょうど子供から大人に変わろうとしている年代のキャラばかりであるだけに
そのあたりをテーマとして捉えると、深いメッセージ性の込められた作品と見ることもできます。

九人もいるのに全員しっかりと魅力が引き出され、誰一人として印象の薄いキャラがおらず
十二話まで見ていくうちに、全員に深く感情移入することができていました。
キャラの魅力を引き出しながら面白いコメディや心暖まるシーンなどを描いてくれているので、
それも当然ですね。
ストーリー的にも十二話で綺麗にまとまっており、構成は完璧と言っていいでしょう。
コメディ色の強い作品ではありますが、要所でのシリアスなシーンではしっかり暖かい感動を与えてくれますし
それがストーリー全体を引き締めている感じがします。
不満点は、最終話で主人公である茜の演説を聞きたかったなーというぐらいですね。
よくできた作品にはよくあることなのですが、終わってしまうことが寂しいと感じました。
作画も最後まで良かったですし、とても満足しました。

なにげに、二期への色気を見せたりせずに非常に綺麗にまとめているのもポイント高いです。



◯がっこうぐらし!
日常モノに見せかけてゾンビもののサバイバルアニメであった本作。
1話が出落ちに近い内容だったので、その後失速しないかと心配でしたが、
まあ最後までまずまず面白さを保ったまま終わったんじゃないでしょうか。

終盤は地下施設の存在が明らかになるなど、ゲームの終盤みたいなドキドキする展開がありましたし
誰か死ぬかもしれないという雰囲気が常に保たれており、最後まで緊張感があったと思います。
極限状態の中でも明るく日常を送ろうとする女の子たちの姿は結構可愛かった。

ただ、あんまし日常部分の出来がよくないです。
そういうパートは、第一話が特に顕著ですが、セリフ回しに工夫がないのか
キャラの魅力が出てないし退屈な会話や展開が続くばかりで面白くない。
そのあたりが最大の欠点でした。

でもまあ学校という舞台に主題を置いて卒業まで描き切ったところは、よくまとめたなと思いますし
後味は悪くなかったです。
ただ、二期に含みを持たせた終わり方にするのはどうなのか……最後のシーンはいらなかった気がします。
あれで二期が実現しなかったら完全に蛇足シーンなんですが。



◯WORKING!!!
WORKING第三期。原作が完結しているだけに、このアニメ版も最後まで行くのかと思いきや
中途半端なところで終わってしまいました。なんか10月に特番で終わらせるみたいですね。

ファミレスを舞台にしたお仕事アニメも、三期ともなると人間関係も進展してきて
キャラ同士がカップルになったりして、見ててこっ恥ずかしいですね。
告白シーンとか普通にあるし。
主人公の宗太とまひるの二人だけでなく、サブカップルである佐藤と八千代のほうも見応えがあります。
ただ、二期まででキャラの掘り下げがだいたい済んでしまっており、
あとは関係の進展とか人間関係の変化、それに相変わらずのかけあいの楽しさなどを楽しむ感じの内容に
なっており、新鮮さはあまりないですね。安定して楽しめるとも言えるけど。
物語が明らかに終わりに近づいているのが感じられるので寂しさもありました。
ともあれ、あとは完結編に期待ですね。



◯わかば*ガール
『きんいろモザイク』と原作者を同じくするショートアニメ、
ということでノリもきんモザとかなり似ていますね。
箱入りで育てられた様子のお嬢様が、普通の女子高生に憧れているというのが肝でしたが
そのお嬢様のズレた行動や言動がギャグになり、友人たちがツッコむという流れが
まあ安定して面白かったですね。
メインキャラ四人ともそれなりにキャラが立ってて可愛かったですし、
ショートアニメであることがややもったいないなと思いました。
とはいえ、安心して見られる内容である反面、際立ったものがあるわけでもないので
30分だとダレるかもしれませんけどね。
ともあれ、肩の力を抜いて見ることのできる、楽しい作品でした。



◯聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-
春開始の作品でしたが、2週間に一度の配信だったので最近終わりました。
聖闘士星矢の派生作品といいますが、アイオリアをはじめ黄金聖闘士が一堂に会して
アスガルドで邪神相手に大暴れする内容でしたが、
なかなか聖闘士星矢らしさがあって、懐かしい気分になることができました。
さすがにベテラン声優ばかりで、ちょっと声が苦しそうな方もいましたが……

デスマスクやアフロディーテのような本編でいいところのなかったキャラについて、
好感の持てる一面や面白い設定などを盛り込んで活躍させてくれており、
アルデバランなんかもですが、冷遇されてた星座のキャラのカッコイイ姿を見たいのであれば
本作はかなりオススメです。
アフロディーテ超カッコイイですぞ!
何を隠そう自分は魚座ですので、本編の十二宮編放映時はそれはもうガッカリしたものですが
二十数年ごしに報われた気分になりましたw

あとはヒロインも可愛いですし、エインヘリアルという北欧神話の伝説を
黄金聖闘士たちの復活に絡めて話を展開させているあたり、かなり凝っていて面白かったです。
他にも北欧神話要素かなり出てくるし、本編のアスガルド編の流れもしっかり受け継いでいるので
アスガルド編好きだった人にもオススメ。
ただまあ、時系列的に、星矢たちが冥界で激闘を繰り広げていてアテナも死にそうってときに
アイオリアたちがアスガルドで命をかけて闘っているということに違和感は覚えましたが、
このへんは仕方ないとはいえ、最後までちょっと無理があるような気がしましたねぇ……
まあ、面白かったから別にいいかな!



▲それが声優!
駆け出し声優として頑張る三人のヒロインの成長を描いた、業界ものの作品でした。
業界人が原作をやっているだけあって生々しさがあり、業界の雰囲気を垣間見れるのが良いですね。
主人公たち三人はみんなタイプが違っていて、スタンダード、アイドル志向、子役出身、
と、色々な声優のあり方を見せようとしているのはすごく伝わってきましたし、
ユニットとしての活動を通じて三人が互いに影響を与え合いながら成長していったり
仲を深めていく様を見ていくのは楽しかったです。
仲のいい同士であっても、仕事を通じてシビアな関係になることもあったりするなど、
生々しいシーンがあったのも業界ものらしくて面白かったですね。
この業界で頑張ることの大変さと、報われたときのカタルシスがしっかり表現されており、
見応えのある作品でした。

しかし業界モノとして見た場合、ちょっと自分には鼻につく部分も多かったです。
あんまり他作品と比較して論評するの好きじゃないんですが、あえて例として挙げると
同じ業界モノでも、SHIROBAKOは業界の厳しさを綺麗な形で見せていた感じがしますが、
本作の場合、厳しさを嫌な形で見せてくるんですね。
とにかく悪習としか思えない決まり事が作中にどんどん出てくるし、最終話の査定という名の圧迫面接もどきは極めつけでした。
声優という職業自体に対しては、みんな頑張ってるんだなーと思いましたが、
業界や声優事務所に対するイメージはかなり悪くなりました。
「うわぁ……声優とか絶対やりたくねぇ」としか思えなかったです。
あるいは原作者の方はそういうイメージを視聴者に植え付けたかったのかなw
この作品見てると声優業界って意味の分からん悪習ばっかに見えて、すごい息苦しそうだし。

冗談はさておき、生々しさを表現するにもさじ加減は大事だなということを本作を見て学びました。
まあでも、これから声優になる人たちに業界の現実を知っておいて欲しいっていう意図がありそうだし
このアニメはこれで良いのかな。
主人公たちのキャラがよかったので全体的には面白かったと思います。
2期のありそうな終わり方になっていましたが、もしやるなら楽しみです。



△アルスラーン戦記
……まあ、序盤は面白かったですね。ハイ。
原作は昔読んで第一部まではたいへん面白かった覚えがあるので、
このアニメ化にはたいへん期待しておりまして、
実際に見てみると序盤は原作のいいところを丁寧に映像化していて好印象でしたし、
その後も毎週楽しみに見ておりました。

でも、だんだんと重要なセリフのカットだとか展開の改変などが目立ち始め、
おや? と感じてきたのですが、2クール目に入ったあとはもう、
アルスラーン戦記ってこんなもんだったっけ? とか思うようになりました。
なんか演出に不自然な部分も多いし、正直言って出来はよくなかったです。

終盤は尺がキツかったのかオリジナル展開多めになってました。
いや別に面白ければオリジナル展開もいいんですけどね、
アルスラーン戦記は構成も台詞もテーマもすごく練られていて奥深い面白さがあるので、
オリジナル展開が入ると、原作に忠実な部分との差が如実に出るというか、そんな感じでした。

作るのが大変であろう戦記物に挑戦してくれたのは嬉しいことですが、
終盤は凡庸なレベルの面白さしかなく、残念な気持ちになってしまいました。
すごくつまらないってわけでもないんですけどね。
銀河英雄伝説のOVAのように微に入り細に入り原作通りに作ってくれとまでは言いませんし、
テレビアニメの尺でそんな作り方は不可能なのは分かります。
が、もう少しなんとかならなかったのかなあ……と思います。
中途半端なところで終わってるけど、2期やるのかなあ。やるとしても見るか迷うことになりそう。




とりあえず以上です。
今期はのんのんびよりとダンデライオンが非常に出来が良く、たいへん満足できました。
反面、序盤だけ見ただけですぐ見なくなってしまった作品も多かったですが……
根気がなくなってきているのかな。
まあ、根気がなければ見続けられないような作品を無理に見ることもないかな。
ともあれ、個人的にはけっこう満足できたクールでした。

秋はゆるゆり3期、ご注文はうさぎですか??、小森さんは断れない!
といった日常モノの良質な作品が揃っているので期待しています。
小森さんは原作はとても面白いので、丁寧にアニメ化してくれることを祈りたいです。
他には物語シリーズの新作もあるようですし、すべてがFになる なんかも興味深い。
さらにはガンダムもあるようで、わりと豪華なことになりそうですね。
充実したクールになるよう願いたいところです。


艦これ  夏イベントE-7甲 クリア時の記録

今回は艦これの2015年夏イベント、その最終マップであるE-7甲の攻略記を書いておこうと思います。

自分は削りとゲージ破壊を2日に分けて行いました。
まあ、本当は1日で削りとラストを両方済ますつもりだったのが無理だった、という感じですが。

※ちなみに本項ではマップのアルファベットやその他の基礎知識や用語等は説明なしに使用しております。
それらについては攻略Wiki等のサイトを参照いただければ、と思います。


まず、このマップはX・Yマスを撃破するとボスが弱体化するというギミックがあるらしく、
それをやっておかないとボスの装甲が硬すぎてまったくダメージ与えられないみたいです。
しかもギミックの効果は24時でリセットされる、という鬼畜設定……
これは一日で済ませたいと思うのが自然な感情ではないでしょうか。
いちいちXとYを破壊しに行くのは面倒ですし……
ギミック自体は面白いのに、この設定はちょっと嫌でした。

XとYをそれぞれ3回か5回撃破するのがセオリーらしいので、
一回目の挑戦では5回ずつ撃破しておきました。

削りはわりと順調でした。ボスにたどり着けばわりと小破中破ぐらいにはできたので。
ちなみに大和型はこの段階から投入しています。
司令部も使って、カスダメでもいいからボスを削ることを狙います。
ゲージ削り中にボスを撃破できたのは2回、うち1回はS勝利でした。
まあ、ラストでは戦艦棲姫が一隻から二隻に増えるのに、削り中に2度しか倒せていなかった時点で
ラストの苦労は約束されていた感じがします。
結局、一回目の挑戦ではゲージ破壊はできず、ゲージ自体はすべて削れたから良しとすべき、
と思い後日の再挑戦を決めました。


そして二度目の挑戦。
この日はギミックはXを13回・Yを10回撃破しました。
5回で充分とは言われても、とにかくやれるだけやっておこうと2桁に乗せておきました。
それに加え、左下のCマスも倒しておくとボスの装甲が弱まるとかいう噂があったので
念のため、そこも5回Sを取っておきました。


さて艦隊についてですが、ゲージ破壊したときの編成および装備はこちらです。レベルは全員85から99ぐらい。
艦載機についてはスロット順に表記してあります。

第一艦隊
大和改   試製51cm連装砲、41cm連装砲★MAX、観測機、一式徹甲弾
武蔵改   試製46cm連装砲、試製41cm三連装砲、観測機、一式徹甲弾
摩耶改二  12.7cm高角砲+高射装置、3号連装砲、25mm三連装機銃集中配備、観測機
隼鷹改二  友永天山、烈風、烈風六〇一、彩雲
飛鷹改   烈風、烈風六〇一、江草彗星、烈風
加賀改   村田天山、流星六〇一、烈風改、烈風

第二艦隊
阿武隈改二       甲標的、四連装酸素魚雷×2
ビスマルクドライ    試製41cm三連装砲×2、夜偵、96式150cm探照灯
鳥海改二        プリン砲×2、夜偵、照明弾
プリンツ・オイゲン改  四連装酸素魚雷×2、五連装酸素魚雷、熟練見張員
時雨改二        四連装酸素魚雷×2(片方は★7)、熟練見張員
雪風改         五連装酸素魚雷×3


オーソドックスな軽空母編成です。
すべてEGJMZのルート狙いです。初手は固定できず、JからもまれにLに逸れますが、
いろいろ試した結果、ボス行くのに一番安定している編成だと思ったので、これを使いました。
正規空母増やす編成は強いけど羅針盤に2回振り回されるのがストレスになるし、
どうせボスでは正規空母でも置物になりやすいですからね……

はじめは第二に秋月を入れ、妙高を夜戦カットイン艦として使っていました。
しかしいくらボス行ってもボス倒せないので焦れて秋月を外し、時雨を入れました。
全員夜戦火力を出せるようにしたかったのです。
しかし見張員が2つしかなかったため鳥海は連撃だったので、結局あまり変わらなかったかもしれません。
ちなみに摩耶だけでも道中の対空はわりと平気だった気がします。

空母の艦載機は、熟練度と合わせて空母の出るマスで優勢取れるように積みました。
攻撃機の熟練度は捨ててます。
加賀は最大スロットに攻撃機を積まず2スロットに分散させているのは、
どちらかのスロットが全滅しても片方で砲撃戦の攻撃ができるようにという狙いです。


・道中
支援は道中、決戦ともに毎回全力で出していました。
それと、第二艦隊旗艦大破時は進軍してました。

30数回出撃して大破撤退は2度、初手南が4度。
道中に限って言えばかなり運が良かったと言えます。
全員が小破以下の理想的な状態でボスへ行けたことも10回ぐらいありました。
ゲージ削りの日はもっと大破撤退しており、それと比べて異様なほどボス到達率が高かったです。
ひょっとしてXやYをたくさん潰しておくと道中も弱くなるのかな? それはないか?
まあ、万が一そうだとしたら妥協せず2桁撃破しておいてよかったです。
もしかするとCマスの効果という線もあるのかなあ。
まあたぶん道中の敵が弱くなったと感じたこと自体、気のせいという線が濃厚ですけども。


・ボス
夜戦でボスにクリティカルのカットインを叩き込まねば、トドメはさせない感じがしました。
なので昼戦と夜戦三人目までで可能な限り随伴を撃破し、
あとはプリンツ、時雨、雪風のカットインに賭ける形の編成になります。
そのためにも大型探照灯があるとビスマルクを盾にできると思い、慌てて作って装備させました。

結果、30数回目に無事撃破達成。
撃破したときは夜戦に入った時点で第二艦隊に小破一人だけであとはほぼ無傷、
しかも敵の残りはボスと戦艦棲姫の計三人だけ、という、かなり理想的な展開でした。
これでダメならもうダメだろう、とまで思いました。

阿武隈、ビスで戦艦棲姫を一人撃破、
大型探照灯のおかげで戦艦棲姫の攻撃をビスマルクが吸ってくれておりカットイン組は無事。
そしてプリンツがカットインでボスを大破に追い込みます。
この時点で残るはボスと戦艦棲姫、どちらも大破状態。
こちらの残りの時雨と雪風の攻撃がうまくいけば、S勝利も見える展開です。
しかし、時雨のカットインが発動しボスへ行ったものの、カスダメに終わる。
一気に2択の運任せシチュになってしまいました。
これはもうダメか、と思ったその時、雪風のカットインがボスへ向かって無事撃破!
A勝利で無事E-7突破です。

ラストは2択に勝利しての撃破だっただけに、運が良かっただけという気もしますが、
夜戦を理想的な状態で迎えられたのが、やはり良かったんだなと今は思います。
そういう状況を引くためにも試行回数と全力支援はとても大事ですね。


今回、阿武隈改二の開幕雷撃が非常に有効で、事故率が目に見えて下がるので入れない手はないですね。
雷巡が使えないので尚更。
あとは何と言っても大型探照灯、これは本当に夜戦で敵の攻撃を吸ってくれましたので
ゲージ破壊時の決め手の一つになりました。


なにはともあれ、先人の攻略情報に大感謝。
そして、あきらめずに何度も挑んでよかったです。
今見ると装備がわりとガバガバな気がするので、
もっとしっかり準備出来ている提督ならば、S勝利も取ってクリアできるだろう、と思います。
でも運ゲーになりやすいから、ストレスが溜まるようなら丙に撤退しても全然いいと思いますけどね……
自分もこの日にクリアできなかったら丙にしようと思っておりました。

さて、あとは瑞穂掘りだ……



劇場版『デート・ア・ライブ 万由里ジャッジメント』   感想

アニメ『デート・ア・ライブ』の劇場版を観に行ってきました。
意外と地方でも上映してくれていてありがたいですね。
デート・ア・ライブはTVアニメではそこそこの小ヒットぐらいの立ち位置だと思っていたので
映画化は驚きましたが、好きな作品ではあるので新しいアニメーションを鑑賞できて嬉しかったです。

TVアニメ2期がまだ続編に含みを残す内容で終わっていたため、
劇場版が完結編か何かの形になるのかな、みたいなことも
ちらっと思ったのですが、
今回の劇場版はオリジナルヒロインを据えた、外伝のような内容のエピソードでした。
ちょうどゲーム版デート・ア・ライブと立ち位置は同じような感じです。
まあ原作続いてますしね。アニメオリジナル展開で終わらせるようなことは、
さすがにしなかったか。

では、ここからは内容に触れますので、少しスペースを空けてから感想を書いていこうと思います。
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