2013年06月08日

『逃避行GAME』の不具合について少々

 『逃避行GAME』というエロゲーについてですが、先月末に発売され、
 自分はコンプリートしましたが、なんだかおかしいので少し書いておこうと思います。
おもに不具合について語るだけで、ストーリーの中身には触れません。  

さて、『逃避行GAME』という作品、店舗によっては予約購入することで
2種のパッチ特典が手に入るようになっていました。
「エロシーンでのヒロイン視点パッチ」※予約特典
「珠那覇恋奈アフターストーリー追加パッチ」※ソフマップ特典  

ゲーム内容に影響をおよぼすパッチなので、
おそらくソフマップで 予約購入された方が多かったんじゃないかと思います。
この特典の付け方の是非は今回文句を言いたいこととは別問題なので省略しますが、
とにかくこの2種類のパッチを、自分も購入と同時に手に入れました。  

で、ゲーム本体インストール後に特典パッチ2種を当ててゲームスタート。
しばらくして音声関係の不具合が目立つことに気づき、
調べると公式で 修正パッチが出ていたのでそれも当てます。  

しかし、最初に一羽ニアのルートをクリアしてみて、おかしいなと思いました。
ヒロイン視点にチェンジするボタン等がどこにも出ません。  

そもそもヒロイン視点という要素は同ブランドの過去作 『ひよこストライク!』でも存在した要素で、
エロシーンでヒロインの内面を楽しめたり、
それ以外のシーンでもヒロインがどういう思いを抱えていたのか おまけシナリオ的に楽しめたりしたので、
とても良いものでした。
なので今回の最新作でも当然そういう楽しみが得られるだろうと思って 楽しみにしていたので、
エロシーンを何度迎えようがルートをクリアしようがこの要素が出現しないのは 残念なことでした。  

加えて、恋奈のアフターストーリーについても、どうもおかしい。
一応、スタッフロール後に短いエピローグがありましたが、 これがアフターストーリーだとはどうも思えない。
特典として付けるぐらいですから、エロシーンやCGのひとつやふたつはあるはず。
ひょっとしてこのパッチも機能していないのでは……  

そもそもこの作品、4月にマスターアップしておきながら
特典関係に不具合が発見されたために5月に延期した、という経緯がありまして
本体はすでに完成しているなら、1ヶ月もあれば完全な形に仕上がっているだろう
と自分はすっかり安心していただけに、どうにも不具合の多い様子には戸惑いました。
結局、特典には不具合を抱えたままの発売で、1ヶ月では直しきれないほど
本当は全然ダメな状態だったんだなあ、と理解させられました。
仮に4月に強行発売していたら、さぞ酷いことになっていたんでしょう。
よく1度マスターアップする気になれたものです。  

まあここはスタッフ少なそうだから仕方ないのかもしれませんが……
でもこういうことをしていると信用失うんじゃないかなあと思いました。
正直に不具合多くて直せないから2ヶ月延期する、と言って 6月にしてくれたほうが、まだしもマシだったなあ。
そもそも4月の時の延期も、一度マスターアップ報告してから 延期発表されたので正直かなりガックリ来たし、
一度安心させてから失望させるのは、普通に失望させられるより精神的ダメージ大きいから
勘弁してほしいです。  

今度からここのメーカーの新作は発売後すぐじゃなくて
不具合が全部直っているだろう数カ月後ぐらいでいいかなあ と自分は思いつつあります。

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