2014年10月10日

今期(2014年秋)のアニメ展望

この秋から放送を開始したアニメも、いくつかを除いて1話が放送されましたので、
見た範囲で感想と今後の展望などを述べていこうと思います。
タイトルの左のマークは初回の評価です。

※『結城友奈は勇者である』『ガールフレンド(仮)』は放送され次第追加していこうと思います。

◎……おおいに期待できる
◯……期待できる
▲……そこそこ期待できる
△……化けることを期待して様子見
☓……期待できない




◎Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
もはや説明不要の伝奇バトルアクション物の傑作、Fate。その凛ルートのTVアニメ化になります。
圧倒的な動画のクオリティに感嘆させられました。
初回は50分、つまり2話分の分量での放送になっていましたが、あっという間だった。
背景美術の美しさ!
アクションシーンのすさまじいスピード感と迫力!
もう、これ以上良質なアニメ化はありえないんじゃないかと思わせる見事なアニメーションでした。
プロローグ扱いでもある第一話は全編凛視点で描写されていたわけですが、
このルートの重要人物である凛とアーチャーの出会いと内面をじっくり追っていけたし、
非常によくまとまっていました。とにかく今後が楽しみです。最後までクオリティを保ってくれたらいいなあ。
ちなみに、もし原作未プレイかつニコニコ動画で視聴しようと思っている方がいらっしゃるようでしたら
コメントは消して見ることをオススメします。見た感じネタバレコメントがかなり多かったからなあ。



◯ガンダム Gのレコンギスタ
待ちに待った富野由悠季監督の新作ガンダム。
初回は一挙に2話放送されましたが、見てみた感想としては
まあ富野っぽいセリフ回しで溢れていて、ああこの感覚久々だなあと思いました。
アニメーションとしては、かなりいい感じだと思います。
場面転換のテンポがいいのに起こっていることは分かりやすい。なので見てて飽きない。
ただし台詞の意味がわかりにくいというか一方的に叩きつけるだけの台詞が目立つので
そこがなんというか、把握するのが大変だなと思います。
でも主人公がどういう身の振り方をするのかワクワクするし、先の展開が楽しみ。
ちなみに精神的に真っ当そうな感じのキャラばかりなので、やはり白富野ですね。当たり前ですけど。
なんだかんだで面白かったですし、これは今期いちばんの楽しみです。
ガンダムをはじめモビルスーツのデザインは少し丸っこくてかっこ良くはないけど、いずれ慣れるかな。



◯ログ・ホライズン 第2シリーズ
オンラインRPGの世界に大勢のプレイヤーが取り込まれてしまった、
という設定のアニメの第2期です。続き物なので特にいうことはありませんが、
NHKアニメだけあって2期になっても作画は良好なままだし展開もワクワクさせてくれる。
この作品はMMORPGの世界でどう生きていくか、というテーマになっており、
現実世界への脱出を試みる展開はほぼ見られないので、
そこがこのジャンルの作品の中では独自性を感じさせられます。
2期も主人公シロエの暗躍ぶりと、あと1期より恋愛描写も見られそうなので、そのへんが楽しみですね。



◯魔弾の王と戦姫
ファンタジー世界観の戦記アニメかな? 主人公が爵位と領地を持っているっていうのは珍しいですね。
主人公が敵国の戦姫に捕虜にされたところから話が始まりましたが、
爵位持ちなだけに厚遇されていたのはリアルかもしれない。
戦姫が主人公を気に入って味方に引きこもうとする展開でしたが、主人公が領地持ちというところがポイントで
簡単にハイとは言えない立場なのは面白いですね。
ヒロインの戦姫はエロ可愛いし、女の子はみんな1話の時点ですでに魅力的なキャラばかりで、
主人公も弓使いとして腕がいいということを見せてくれて格好良かった。
キャラの設定が魅力的かつ面白いので見ていて引きこまれます。
1話の最後では、この先どういうストーリー展開になるのか非常に先が気になる引き方をして終わっており
これは次以降も楽しみに見ていきたい。



◯天体のメソッド
久弥直樹氏の企画・脚本のアニメ。
自分はこの人の作品はやったことがないんですが、エロゲライターとしても有名だった人ですね。
見てみた感じ、ちょっとロリロリしたキャラデザインがいい感じでしたし、
1話からかなり感動させてくれる物語になっていて、滑り出しは上々でした。
町の上空に浮かぶ円盤の存在や、ヒロインのノエルの謎めいた感じ、
主人公の乃々香に記憶の欠損がある様子など、先への興味を引かれる要素もいろいろありました。
雰囲気はわりとシリアス気味で、BGMの質がかなり高いのと背景美術がしっかりしているので、
かなり味わい深い空気感があります。はかなげな感じがするので、後半に期待が持てそう。
あとはストーリーがより面白くなっていってくれることを祈るのみ。



◯寄生獣 セイの格率

原作は言わずと知れた名作中の名作漫画であるわけですが、それだけにアニメ化はハードルが高い。
いったい、今の時代にどういうアニメにするのか、よくも悪くも注目されていましたが、
見てみたところ、なかなかいい感じでした。
キャラデザインが原作とかけ離れている、ミギーの声が女性、といった部分が放送前の不安要素でしたが、
蓋を開けてみたらストーリーはわりと原作に忠実で、ミギーの平野綾ボイスもまあ悪くはなかった。
個人的には男性声のイメージだったので違和感はあるんですが、見ていくうちに慣れそうな気がしました。
ちょいちょいオリジナルの追加場面がありましたが、キャラやストーリー展開を
わかりやすく見せるためにやっている様子ですし、主人公の新一が眼鏡でなよっとしたキャラデザインなのも、
OPのラストを見る限り、のちの変化を印象的に見せるためのようですね。最終的には原作に近くなりそう。
ただ、現代のスマホだのPCだのといった要素をどうストーリーと自然に絡めていくのかが気になるところですね。
アニメーションとしても、動きはいいしアクションシーンの描写はかなり良い感じで、出来は良かったです。
改変部分はいろいろとありそうですが、むしろどう改変するのか楽しみになってきました。
アニメはアニメとして楽しめるものになりそう。



◯旦那が何を言っているかわからない件
3分のショートアニメのようです。
オタクの夫と結婚した一般人の嫁を主人公にした、新婚ラブコメディですね。
短い時間内にネットの流行ネタやパロネタが満載で、そういう要素がかなりクセの強さになっています。
夫が典型的なオタクらしいめんどくささを見せ、嫁がそれにキレたりツッコんだりといった展開が続きますが
なんだかんだで仲が良さそうだし、嫁が絶妙に可愛いのがいいですね。萌えます。
このあたりのキャラの描き方は、原作のクール教信者さんは実に上手いですから、安心して見れます。
ちょっと漫画のアニメ化としては構成が安易な気はしますが、
ショートアニメなので小ネタの連続という感じのつくりはちょうどいいのかも。



▲甘城ブリリアントパーク
京都アニメーションの作品みたいです。テレビでしかやらないので視聴が面倒だなあ。
でもキャラデザインも可愛いし作画も綺麗で、さすがという感じはします。
さびれたテーマパークを舞台にしたお話のようで、これを主人公が力を貸して立て直すのが主題になるのかな。
なんかファンタジー要素もあるみたいですが。
しかし1話は、誰も見ていないステージで頑張ってイベントをやっていた四人組の女の子たちが
痛々しくてちょっと萌えましたw
センスのおかしいアトラクションに対する主人公のテンポのいいツッコミなどで
笑わせてもらいましたし、なかなか楽しめた。
次以降も視聴してみようと思わせるだけの面白さはありました。



▲俺、ツインテールになります。
なんか主人公の少年がツインテール美少女に変身して戦ってました。
変身ヒロイン物ですがTS物としての魅力もあるってことでいいのかな。たのしそう。
敵の目的が、ツインテールを絶滅させるというかなりアホくさいものなので
ギャグアニメになってますね。
主人公のツインテールへの愛を表現していた前半の日常パートも
なかなかテンポが良くて飽きさせませんし、幼馴染らしきヒロインも可愛かった。
これは今後の展開がどうなるのか気になりますし、継続して見ていきたいですね。
しかし玄田哲章さんを1話で死ぬ敵指揮官のような役で使うとは贅沢なw



▲グリザイアの果実
同名のエロゲーのアニメ化。主人公を含めて6人しかいない学園を舞台に、
ヒロインの抱える闇を掘り下げていく感じの作品でしたが、
原作はとても大ボリュームのエロゲーでしたので、あれを全ルートの要素を盛り込んでいったら
1クールではとても収まりきらないと思うのですが、果たしてどう構成するのでしょうか。
シリーズ構成の倉田氏は最近は担当したアニメがいまひとつな評価を受けることが多いので、少々不安もあります。
とはいえ1話の時点では、主人公の個性、学園の設定、ヒロインたちの謎めいた部分などを
しっかりと視聴者に伝わるように描写できていて、ツカミは良かったと思います。
この調子で面白くしていって欲しいものですが、
キービジュアルであるヒロイン集合絵では天音が一番手前に配置されており、
バンダイチャンネルの作品アイコンも天音になっており、
これは天音ルートをメインに描いていくということなのでしょうか。だとしたら楽しみですが。
果たしてどういう構成になっているのか、原作ファンとして期待したいです。



▲クロスアンジュ
美少女ロボットアニメなのですが、どっちかというと少女小説にありそうなストーリーですね。
金髪のお姫様が戦闘員の身分に落とされて、ロボで戦っていく話のようです。
雰囲気はドがつくほどシリアスでした。
1話では主人公のアンジュの運命の悲惨さが凄絶で、ラストのあたりはまるでエロアニメのようでしたが、
しかし気品もあって誇り高さもうかがえる性格のお姫様が泥臭い訓練や戦闘に身を投じるっていうのは
なかなか萌えるものがあるのも事実。そそる、と言い換えてもいいw
にしても1話自体はもう見てて暗澹たる気持ちになるばかりなので辛かったです、ここまできついのは久々に見る。
その分、話数が進めば大きなカタルシスが味わえる展開があるんじゃないかと期待もしちゃいますけどね。
アニメとしてはなかなか綺麗ですし声優も水樹奈々を筆頭にやたら豪華ですので、
見たいという気持ちは充分に湧いてくる第1話ではありました。



▲大図書館の羊飼い
オーガストのエロゲーのアニメ化。オーガストというとエロゲーの大御所メーカーですが
アニメ化に関してはあまりかんばしくない過去が多かったですね。キャベツとかあったし。
今回はなんとなく気合が入っていそうな感じがしますが、とりあえず作画は問題なさそうです。
原作は、不思議要素はあるものの全体的には日常重視の学園恋愛もので、明るめの作風ですから
ジャンルとしては日常系アニメということになるのでしょうか。
それとも、エロゲと比べてアニメは尺が短いですから、不思議要素の比重を重くしていくのかな。
原作プレイ済みの身としては、そのへんが興味深いです。
1話の時点では主人公の性格が少し感情豊かな感じになっていたことや、
物語の重要な設定を初回からいきなり視聴者に明かしてくるあたり、
アニメ独自の色を出してくる様子がうかがえます。
今のところはそこそこ好印象ですが、次以降お手並み拝見というところですね。



△デンキ街の本屋さん
タイトル通り秋葉原の本屋、おそらく『とらのあな』をモデルにした架空の店を舞台にした日常もののようです。
女の子の店員がエロ雑誌の話で赤面しまくったり、この手の設定でお約束の展開はしっかり盛り込んでありました。
全体的にはまったりした感じで、オタクの書店員らしい会話を楽しんだり、
同人作家の女性キャラの生態を見て萌える感じですかね。
やや地味で退屈な印象はありましたが、同人作家役の津田美波さんの演技が今までにない感じでびっくりしました。
この人ゆるゆりの頃と比べると見違えてますね。それとも元々このくらい上手かったのかな。
とにかく甘え声の演技が素晴らしく可愛かったので、もともと好きでしたがますますファンになりそうです。
津田さん目当てで見るのも良さそう。







とりあえず以上になりますが、『Gレコ』『Fate』『寄生獣』など、有名原作や大物アニメが色々あり、
そうでないものも面白そうなものが多くて、取捨選択が大変なクールです。
しかもエロゲ原作アニメも4本もあり、エロゲーマーとしてもそれらはチェックしなければなりませんし
(『失われた未来を求めて』は見るかどうか迷ってますが)
普段の倍くらいの本数を見ることになってしまいそうです。
面白いアニメが多いのであれば、それは喜ばしいことですけどね。



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