2013年10月
2013年10月31日
10月に買ったエロゲとかゲームとか
今月は購入したエロゲーはこちらの2本です。
左下……うそつき王子と悩めるお姫さま
右下……ココロ@ファンクション!
うそつき王子~の方はすでにクリアして感想もエロゲー批評空間様に投稿済みです。
http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/memo.php?game=19081&uid=houtengageki
ライターの七烏未奏氏のファンなので、迷わず購入してみましたが、
このライターさんらしいシナリオではあったと思いましたが、
今回は萌え重視なのか、ちょっと盛り上がりに欠けていた感があります。
まあ、でも結構楽しめました。
ワールプールのゲームをやったのは初めてでしたが、システムは結構いい感じですね。絵もかわいいし。
ココロファンクションの方は、体験版が面白かったので購入しました。
PULLTOPの前作、「この大空に翼をひろげて」はかなり面白かったものの、
今回はライターが違うのでどうかな、と思っていたのですが
いざ体験版をやってみると、冒頭からぐいぐい引き込まれる面白いシナリオで
これは買って損はないだろう、と思って予約したのです。
ライターが変わっても質が高いままっていうことは、監督者の腕がいいのかもしれないですね。
そして、絵も相変わらずとてもかわいい。胸を強調するデザインの制服がたまらんw
この作品は毎日少しずつ進めています。
一般作の購入も2本。
まず、『超次元ゲイム ネプテューヌRe;birth1』(PSVITA/コンパイルハート)
初代『超次元ゲイムネプテューヌ』のリメイクになります。
自分はmk2からこのシリーズに入ったので、初代はプレイしておらず、
初代は戦闘システムがいまいちという評判もあり、興味があったものの手は出してなかったのですが、
今回、最新作のシステムで初代をリメイクするということで、ちょうどいいので購入した次第です。
ちょっとプレイしてみた感じでは、確かに戦闘をはじめVと同じくらい快適にプレイできるゲームになってます。
これから初代のストーリーをじっくり楽しんでいきたいですね。
他にはこれも
『フェアリーフェンサーエフ』(PS3/コンパイルハート)
天野喜孝、植松伸夫など豪華なスタッフを揃えて開発されたというコンパイルハートの新作RPG。
制作がネプテューヌチームらしいのですが、ネプテューヌのゲームエンジンを使っているようで
操作感や戦闘の感じが非常に似ていますが、
武器強化の自由度の高さをはじめ本作独自の面白さがちゃんとあって、中毒性の高いRPGになってます。
ストーリーやキャラもいい感じですが、どちらかというと戦闘重視タイプのRPGって感じがする。
このゲームは10月上旬に発売されたので、もう結構プレイが進んでます。
パッケージにも描いてあるヒロインのティアラとアリンが可愛いので、プレイする意欲が湧きます。
そんなわけで、エロゲー以外だとアイディアファクトリー関連のゲームをよくプレイしてます。
昔からここのゲームが妙に肌に合うので、今後も買っていくことになりそう。
つなこ氏のキャラデザが魅力的なのも大きいですね。
RPGは時間がかかるので、なかなか崩せないですが、
今回買った2本とも戦闘が楽しいので気分転換に向いていて、毎日少しずつ遊んでます。
エロゲーもコンシューマも今月は買った物の手応えがいいので、わりと満足してます。
左下……うそつき王子と悩めるお姫さま
右下……ココロ@ファンクション!
うそつき王子~の方はすでにクリアして感想もエロゲー批評空間様に投稿済みです。
http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/memo.php?game=19081&uid=houtengageki
ライターの七烏未奏氏のファンなので、迷わず購入してみましたが、
このライターさんらしいシナリオではあったと思いましたが、
今回は萌え重視なのか、ちょっと盛り上がりに欠けていた感があります。
まあ、でも結構楽しめました。
ワールプールのゲームをやったのは初めてでしたが、システムは結構いい感じですね。絵もかわいいし。
ココロファンクションの方は、体験版が面白かったので購入しました。
PULLTOPの前作、「この大空に翼をひろげて」はかなり面白かったものの、
今回はライターが違うのでどうかな、と思っていたのですが
いざ体験版をやってみると、冒頭からぐいぐい引き込まれる面白いシナリオで
これは買って損はないだろう、と思って予約したのです。
ライターが変わっても質が高いままっていうことは、監督者の腕がいいのかもしれないですね。
そして、絵も相変わらずとてもかわいい。胸を強調するデザインの制服がたまらんw
この作品は毎日少しずつ進めています。
一般作の購入も2本。
まず、『超次元ゲイム ネプテューヌRe;birth1』(PSVITA/コンパイルハート)
初代『超次元ゲイムネプテューヌ』のリメイクになります。
自分はmk2からこのシリーズに入ったので、初代はプレイしておらず、
初代は戦闘システムがいまいちという評判もあり、興味があったものの手は出してなかったのですが、
今回、最新作のシステムで初代をリメイクするということで、ちょうどいいので購入した次第です。
ちょっとプレイしてみた感じでは、確かに戦闘をはじめVと同じくらい快適にプレイできるゲームになってます。
これから初代のストーリーをじっくり楽しんでいきたいですね。
他にはこれも
『フェアリーフェンサーエフ』(PS3/コンパイルハート)
天野喜孝、植松伸夫など豪華なスタッフを揃えて開発されたというコンパイルハートの新作RPG。
制作がネプテューヌチームらしいのですが、ネプテューヌのゲームエンジンを使っているようで
操作感や戦闘の感じが非常に似ていますが、
武器強化の自由度の高さをはじめ本作独自の面白さがちゃんとあって、中毒性の高いRPGになってます。
ストーリーやキャラもいい感じですが、どちらかというと戦闘重視タイプのRPGって感じがする。
このゲームは10月上旬に発売されたので、もう結構プレイが進んでます。
パッケージにも描いてあるヒロインのティアラとアリンが可愛いので、プレイする意欲が湧きます。
そんなわけで、エロゲー以外だとアイディアファクトリー関連のゲームをよくプレイしてます。
昔からここのゲームが妙に肌に合うので、今後も買っていくことになりそう。
つなこ氏のキャラデザが魅力的なのも大きいですね。
RPGは時間がかかるので、なかなか崩せないですが、
今回買った2本とも戦闘が楽しいので気分転換に向いていて、毎日少しずつ遊んでます。
エロゲーもコンシューマも今月は買った物の手応えがいいので、わりと満足してます。
2013年10月21日
まんがタイムきららMAX 2013年12月号感想
今月のMAXは、相変わらずきんいろモザイク表紙。
アニメ最終回の特集、巻頭カラーと、やはりアニメが終わったばかりということもあり
大プッシュ状態はまだまだ続いていますね。
内容も相変わらず安定して面白くかつ可愛かったですし、
このままきんモザは看板で居続けて、そのうちアニメの第二期もやるんでしょうね。
円盤の売上は相当なものだったようですし。
その他の連載は、「かなめも」が最終回。
長く続いた看板の一つであり、MAX初アニメ化作品でもあるという
MAXの象徴的作品が終わってしまうのは寂しいものがあります。
しかし結構未回収の伏線があったと思うんですが、特に回収することなく普通に終わったなあ。
自分は熱心なファンじゃないからまだしも、ファンの人はもやもやしそうな気がしますが……
でもまあ、最終ページは綺麗なシーンでした。
「√中学生」も最終回で、今月号は2つも連載が終わったことになります。
そのかわりというべきか、今月から「ぶらまり~時給800円の吸血鬼~」が開始。
ゲスト時よりも面白くなったような印象があります。
ロリ吸血鬼が主人公なわけですが、全然怖くなく、情けない性格しているのがいいですね。
吸血鬼ネタを中心にした日常お気楽漫画になっていて面白いです。
これからさらにおもしろくなっていけば上位キープできそうな作品に思えました。
上位陣では、「こずみっしょん!」が萌えもギャグもキレを増してきていて面白く、
このまま安定していけば看板のひとつになっていきそうですね。
いい感じに百合っぽかった。バレンタインネタで季節感は無かったけどw
「ひろなex」は4ページという短い内容の掲載でしたが、
この長さでもきっちり近所を探検させて話としてもオチをつけてまとめているのが
なかなか凄いですね。いつも面白いだけに、やはりもう少し安定したページ数を読みたい。
気になるのは「彼氏ってどこに行ったら買えますの!?」で、
ここのところ安定して前の方だったのに、センターカラーでもないのに中盤に移動していました。
そろそろ飽きられてきたのかな。この作品が結構好きな自分からみても、マンネリを感じるからなあ。
さすがに毎月違う題材は用意されているんですけど、展開自体はいつも似た感じだし
毎回キャラの行動や反応が一緒で、いつも予想範囲内だから、意外性が無くて飽きてきてしまうんですよね。
キャラクターの新しい魅力が引き出されることがほとんどない。
安定感は大事ですけど、それだけだと長続きしないんじゃないかと思いました。
いつも同じように見えて工夫のある荒井チェリー作品あたりと比較すると分かりやすいです。
彼氏~は絵は個人的にMAXで一番好きだし、キャラも可愛いから、頑張ってほしい作品なので
そろそろ面白さが一段進化してくれないかなーと思ってます。
せめて展開かキャラのどっちかで新鮮味が欲しいなあ……
ここからはゲスト作品の感想を少々。
・具合が悪いので休ませてください 2話
1話と違ってギャグ重視で攻めてきてます。シリアスはほぼ無し。
健康診断の準備についての話でしたが、養護教諭側から見た健康診断の
うんちくやあるあるネタは、なかなかおもしろかった。
ボケとツッコミもしっかりしていて、ギャグのみでも読ませてくれるなあと感じましたし、
この作品は連載化して欲しいですね。キャラが魅力あるしネタも面白い。
・ハナイロ 2話
1話に比べ、かなり百合度の増した内容でした。
ただでさえ少女漫画風の柔らかいタッチなのに、これで濃い百合をやられると
萌えるには少々キツイものがあります。胃もたれする。
これはちょっと女性向けなんじゃないかなあ、と思えた2話目でした。
好きな人は好きそうだけど……
今月号の感想は、こんなところですね。
来月号では、「水瀬まりんの航海日誌」が連載開始だそうです。
やはりというか、先が楽しみになるような世界観とキャラ設定が光っていて面白い作品でしたし、
連載化するだろうなとは思っていましたが、この早さはアンケも良かったのかな。
楽しみな連載になりそうです。
戦艦で旅をする話ということで、海も兵器もMAXの誌面にはほとんど見られないものですから
他の作品と絵面的な差別化もしっかりできて、目立つ作品になりそう。
ただ、かわりに「コスプレの神!」が終わるようで、中堅どころがまたひとつ失われるわけで、
雑誌の安定感のためにも、新連載陣には頑張って欲しいところです。
アニメ最終回の特集、巻頭カラーと、やはりアニメが終わったばかりということもあり
大プッシュ状態はまだまだ続いていますね。
内容も相変わらず安定して面白くかつ可愛かったですし、
このままきんモザは看板で居続けて、そのうちアニメの第二期もやるんでしょうね。
円盤の売上は相当なものだったようですし。
その他の連載は、「かなめも」が最終回。
長く続いた看板の一つであり、MAX初アニメ化作品でもあるという
MAXの象徴的作品が終わってしまうのは寂しいものがあります。
しかし結構未回収の伏線があったと思うんですが、特に回収することなく普通に終わったなあ。
自分は熱心なファンじゃないからまだしも、ファンの人はもやもやしそうな気がしますが……
でもまあ、最終ページは綺麗なシーンでした。
「√中学生」も最終回で、今月号は2つも連載が終わったことになります。
そのかわりというべきか、今月から「ぶらまり~時給800円の吸血鬼~」が開始。
ゲスト時よりも面白くなったような印象があります。
ロリ吸血鬼が主人公なわけですが、全然怖くなく、情けない性格しているのがいいですね。
吸血鬼ネタを中心にした日常お気楽漫画になっていて面白いです。
これからさらにおもしろくなっていけば上位キープできそうな作品に思えました。
上位陣では、「こずみっしょん!」が萌えもギャグもキレを増してきていて面白く、
このまま安定していけば看板のひとつになっていきそうですね。
いい感じに百合っぽかった。バレンタインネタで季節感は無かったけどw
「ひろなex」は4ページという短い内容の掲載でしたが、
この長さでもきっちり近所を探検させて話としてもオチをつけてまとめているのが
なかなか凄いですね。いつも面白いだけに、やはりもう少し安定したページ数を読みたい。
気になるのは「彼氏ってどこに行ったら買えますの!?」で、
ここのところ安定して前の方だったのに、センターカラーでもないのに中盤に移動していました。
そろそろ飽きられてきたのかな。この作品が結構好きな自分からみても、マンネリを感じるからなあ。
さすがに毎月違う題材は用意されているんですけど、展開自体はいつも似た感じだし
毎回キャラの行動や反応が一緒で、いつも予想範囲内だから、意外性が無くて飽きてきてしまうんですよね。
キャラクターの新しい魅力が引き出されることがほとんどない。
安定感は大事ですけど、それだけだと長続きしないんじゃないかと思いました。
いつも同じように見えて工夫のある荒井チェリー作品あたりと比較すると分かりやすいです。
彼氏~は絵は個人的にMAXで一番好きだし、キャラも可愛いから、頑張ってほしい作品なので
そろそろ面白さが一段進化してくれないかなーと思ってます。
せめて展開かキャラのどっちかで新鮮味が欲しいなあ……
ここからはゲスト作品の感想を少々。
・具合が悪いので休ませてください 2話
1話と違ってギャグ重視で攻めてきてます。シリアスはほぼ無し。
健康診断の準備についての話でしたが、養護教諭側から見た健康診断の
うんちくやあるあるネタは、なかなかおもしろかった。
ボケとツッコミもしっかりしていて、ギャグのみでも読ませてくれるなあと感じましたし、
この作品は連載化して欲しいですね。キャラが魅力あるしネタも面白い。
・ハナイロ 2話
1話に比べ、かなり百合度の増した内容でした。
ただでさえ少女漫画風の柔らかいタッチなのに、これで濃い百合をやられると
萌えるには少々キツイものがあります。胃もたれする。
これはちょっと女性向けなんじゃないかなあ、と思えた2話目でした。
好きな人は好きそうだけど……
今月号の感想は、こんなところですね。
来月号では、「水瀬まりんの航海日誌」が連載開始だそうです。
やはりというか、先が楽しみになるような世界観とキャラ設定が光っていて面白い作品でしたし、
連載化するだろうなとは思っていましたが、この早さはアンケも良かったのかな。
楽しみな連載になりそうです。
戦艦で旅をする話ということで、海も兵器もMAXの誌面にはほとんど見られないものですから
他の作品と絵面的な差別化もしっかりできて、目立つ作品になりそう。
ただ、かわりに「コスプレの神!」が終わるようで、中堅どころがまたひとつ失われるわけで、
雑誌の安定感のためにも、新連載陣には頑張って欲しいところです。
2013年10月19日
普段イマイチなライターがたまに出すヒット作品
まずはじめに、17日にWeb拍手コメントをくださった方、ありがとうございました。
三極姫3の攻略は、書いている時は楽しかったんですが、
これ人が読んで役に立つのかなー、っていう不安はあったので、
参考になったと言ってもらえるのはホッとします。お役に立ったなら何よりです。
さて、今日はアニメとか見ててふと思ったことでも書きます。
今期のアニメの中で、ストライク・ザ・ブラッドという作品がありますが、
これ結構面白いですね。
原作は人気ライトノベルのようですから元々ポテンシャルは高かったのでしょうが、
有名原作でも結構グダグダな出来になってしまっているのを見ることもありますから、
このアニメはいい仕事をされているんじゃないでしょうか。
作画はもちろん、演出も脚本も結構しっかりしていて飽きずに見られるテンポのアニメに
仕上がっているなと思います。まあまだ2話までしか見てないんですけどね。
このアニメのシリーズ構成・脚本は吉野弘幸氏。
この方が参加された作品は、セリフ回しとか展開がイマイチだなあと思えた作品が結構多かったので、
あまり良い印象がなかったんですが、蓋を開けてみたら今のところいい感じ。
よく考えてみると、この方は過去にはコードギアスとかマクロスFとかに参加されている。
コードギアスは自分は見ていないので分かりませんが、マクロスFは結構面白かったと思います。
アニメがダメになる時って、もちろん脚本家の責任もあるのだと思いますが、
それ以外の要因も当然大きいでしょうね。
監督などの環境や原作の良し悪し、向き不向きなど、
いろんな要素が重なって出来不出来にブレが出るのかな。
特にアニメの場合は監督の力量は大きく影響するでしょうし。
他にも評判の悪い白根秀樹、赤尾でこ、といった脚本家も、ごくまれに当たりアニメを出しますし、
(でも夢喰いメリーの駄アニメ化のことはずっと忘れないけどね!)
いい印象のない人だからといって、いつもダメなわけじゃないし、
最初から期待できないと決めつけるのはよくないなあと思ったのでした。
で、ここから本題なんですが、アニメの脚本についてそんなことを思ったのをきっかけに、
エロゲーだとシナリオライターについても似たようなことが言えるかもしれないなー、
と少々考えてみたわけです。
でも不思議とエロゲライターの場合は、そんなには期待値を良くも悪くも裏切ることがないんですよね。
すごい人は基本的にいつもすごいし、微妙な人はいつまでたっても微妙なことが多いと思う。
玉……いや具体的な名前を出すのはやめておきますが、とにかく、
微妙な人がたまに大当たりを出す、ということもめったに見ないです。
エロゲライターの場合は、テキストがそのまま画面に出るというのも大きいでしょうし、
特に、会社に所属しているライターは制作体制も安定しているし、
いつも監督が同じなようなものだから、それで安定するのかも。
あとは企画原案とライターを兼ねている人が結構いたりしますが、そういう場合も安定しそうですね。
ただ、もちろん作品によってブレが大きいシナリオライターもいますね。
健速氏とか紺野アスタ氏とか日野亘氏とかは結構振り幅が大きい気がするけど、
もちろん本人の腕によるところも大きいのでしょうが、
こういう……要するにフリーの人は作品の制作体制が固定されないわけだから、
会社のクオリティに左右されてしまうところも大きいんじゃないですかね。
このへんはアニメの脚本のブレと似たものを感じる。
でも低く安定している人よりは、そういう最大値が高いけど安定しない人の方がいいな。
当たり前だけど。
まあ一番いいのは高く安定してる人ですけどね。
で、普段低調だけどたまに当たりを出す人って誰かいるかなーと思ったんですけど、
藤原休樹っていうライターさんはそれに該当するかもしれないです。
「あかときっ!」は劣等感をはじめとした葛藤を抱えた少女たちの成長物語として
まっとうに面白く仕上がっていました。雑さもあったけど。
ゲーム性や脱衣が評価された部分ももちろんあると思いますが、
プレイ時間の大半はADVパートである以上、シナリオもそれなりに評価されないと
批評空間中央値78、2chベストエロゲ10位台なんていう記録は出ないでしょうからね。
あれは、氏の作品の中では良い出来だったのは間違いないでしょう。
でもあれで、今後期待できるライターさんかもしれない! と期待していたら
その後に出た恋騎士がちょっと個人的に微妙だったので、ガッカリしたということもありました。
あかときが最大値だったのかなあ、と。
あれ以上に成長してくれることを期待していたので、以後の活動では残念な気持ちになりました。
今後挽回してくれればいいんですけどね。
あかときがあるから、自分はこのライターさんに期待することをやめられません。
他には、打越鋼太郎氏、柊☆たくみ氏、七烏未奏氏なども結構幅が大きい印象があります。
呉氏などは作風が変質したから質の高低の問題にはしづらいかな。
あと、もう故人ですけど菅野ひろゆき氏も振り幅は大きかったなあ……
特に晩年は色々と……
まあ、振り幅自体は大なり小なり誰にでもありますね。
こうして振り返ってみると、エロゲライターでも、
普段微妙だけど当たりを希に出す、というような人も皆無なわけではない様子。
しかし、やっぱり低めにクオリティが安定しがちなライターは多いんですよねぇ、
特に速筆系ライターの方々はそういうことが多い気がする。
たまにはユーザーを出来の面で驚かせるような佳作を出して名誉を挽回して見せて欲しいなあ、
と思う次第です。
そういう事例が見られれば、最初から期待できないと決め付けるのはよくないなあ、と思えるし。
三極姫3の攻略は、書いている時は楽しかったんですが、
これ人が読んで役に立つのかなー、っていう不安はあったので、
参考になったと言ってもらえるのはホッとします。お役に立ったなら何よりです。
さて、今日はアニメとか見ててふと思ったことでも書きます。
今期のアニメの中で、ストライク・ザ・ブラッドという作品がありますが、
これ結構面白いですね。
原作は人気ライトノベルのようですから元々ポテンシャルは高かったのでしょうが、
有名原作でも結構グダグダな出来になってしまっているのを見ることもありますから、
このアニメはいい仕事をされているんじゃないでしょうか。
作画はもちろん、演出も脚本も結構しっかりしていて飽きずに見られるテンポのアニメに
仕上がっているなと思います。まあまだ2話までしか見てないんですけどね。
このアニメのシリーズ構成・脚本は吉野弘幸氏。
この方が参加された作品は、セリフ回しとか展開がイマイチだなあと思えた作品が結構多かったので、
あまり良い印象がなかったんですが、蓋を開けてみたら今のところいい感じ。
よく考えてみると、この方は過去にはコードギアスとかマクロスFとかに参加されている。
コードギアスは自分は見ていないので分かりませんが、マクロスFは結構面白かったと思います。
アニメがダメになる時って、もちろん脚本家の責任もあるのだと思いますが、
それ以外の要因も当然大きいでしょうね。
監督などの環境や原作の良し悪し、向き不向きなど、
いろんな要素が重なって出来不出来にブレが出るのかな。
特にアニメの場合は監督の力量は大きく影響するでしょうし。
他にも評判の悪い白根秀樹、赤尾でこ、といった脚本家も、ごくまれに当たりアニメを出しますし、
(でも夢喰いメリーの駄アニメ化のことはずっと忘れないけどね!)
いい印象のない人だからといって、いつもダメなわけじゃないし、
最初から期待できないと決めつけるのはよくないなあと思ったのでした。
で、ここから本題なんですが、アニメの脚本についてそんなことを思ったのをきっかけに、
エロゲーだとシナリオライターについても似たようなことが言えるかもしれないなー、
と少々考えてみたわけです。
でも不思議とエロゲライターの場合は、そんなには期待値を良くも悪くも裏切ることがないんですよね。
すごい人は基本的にいつもすごいし、微妙な人はいつまでたっても微妙なことが多いと思う。
玉……いや具体的な名前を出すのはやめておきますが、とにかく、
微妙な人がたまに大当たりを出す、ということもめったに見ないです。
エロゲライターの場合は、テキストがそのまま画面に出るというのも大きいでしょうし、
特に、会社に所属しているライターは制作体制も安定しているし、
いつも監督が同じなようなものだから、それで安定するのかも。
あとは企画原案とライターを兼ねている人が結構いたりしますが、そういう場合も安定しそうですね。
ただ、もちろん作品によってブレが大きいシナリオライターもいますね。
健速氏とか紺野アスタ氏とか日野亘氏とかは結構振り幅が大きい気がするけど、
もちろん本人の腕によるところも大きいのでしょうが、
こういう……要するにフリーの人は作品の制作体制が固定されないわけだから、
会社のクオリティに左右されてしまうところも大きいんじゃないですかね。
このへんはアニメの脚本のブレと似たものを感じる。
でも低く安定している人よりは、そういう最大値が高いけど安定しない人の方がいいな。
当たり前だけど。
まあ一番いいのは高く安定してる人ですけどね。
で、普段低調だけどたまに当たりを出す人って誰かいるかなーと思ったんですけど、
藤原休樹っていうライターさんはそれに該当するかもしれないです。
「あかときっ!」は劣等感をはじめとした葛藤を抱えた少女たちの成長物語として
まっとうに面白く仕上がっていました。雑さもあったけど。
ゲーム性や脱衣が評価された部分ももちろんあると思いますが、
プレイ時間の大半はADVパートである以上、シナリオもそれなりに評価されないと
批評空間中央値78、2chベストエロゲ10位台なんていう記録は出ないでしょうからね。
あれは、氏の作品の中では良い出来だったのは間違いないでしょう。
でもあれで、今後期待できるライターさんかもしれない! と期待していたら
その後に出た恋騎士がちょっと個人的に微妙だったので、ガッカリしたということもありました。
あかときが最大値だったのかなあ、と。
あれ以上に成長してくれることを期待していたので、以後の活動では残念な気持ちになりました。
今後挽回してくれればいいんですけどね。
あかときがあるから、自分はこのライターさんに期待することをやめられません。
他には、打越鋼太郎氏、柊☆たくみ氏、七烏未奏氏なども結構幅が大きい印象があります。
呉氏などは作風が変質したから質の高低の問題にはしづらいかな。
あと、もう故人ですけど菅野ひろゆき氏も振り幅は大きかったなあ……
特に晩年は色々と……
まあ、振り幅自体は大なり小なり誰にでもありますね。
こうして振り返ってみると、エロゲライターでも、
普段微妙だけど当たりを希に出す、というような人も皆無なわけではない様子。
しかし、やっぱり低めにクオリティが安定しがちなライターは多いんですよねぇ、
特に速筆系ライターの方々はそういうことが多い気がする。
たまにはユーザーを出来の面で驚かせるような佳作を出して名誉を挽回して見せて欲しいなあ、
と思う次第です。
そういう事例が見られれば、最初から期待できないと決め付けるのはよくないなあ、と思えるし。
2013年10月12日
今期(2013年秋)のアニメ展望
秋アニメも、気になっていた作品は第一話をひと通り見ましたので、
展望を書いていこうと思います。
タイトルの左のマークは第一話の評価です。
◎キルラキル
制服に特殊な力があるという設定が特徴で、
それを着た生徒たちのバトルがメインになりそうな学園もの。
ものすごくスピード感と熱いノリにあふれたアニメです。
それを表現する作画の動きも素晴らしく、見ていて圧倒される。
全体的にテンションが高くてギャグも笑えるし、
主人公の女の子がかっこよく、アクションシーンが見ていて気持ちいい上、
ちょっとエロ方面でのサービスもあるので、いろいろな意味で見応えがありました。
ぶっ飛んだ世界観と独特の絵柄のおかげで、非常に個性的なアニメになっており
飽きずに見ることができそうです。
今期のアクション物の中では、明らかにこの作品だけモノが違う。
今後次第ですが、名作になりそうな予感。
◎WHITE ALBUM2
同名のエロゲー原作のアニメ。
原作はかなりドロドロとした三角関係ものなわけですが、
果たして今アニメでこれが受けるのかどうか、なかなか興味深いですね。
前作WHITE ALBUMのアニメはあまり評価が高くないようですが、これはどうなるか。
原作ライターの丸戸史明氏本人が脚本を書かれているというのは、ファンには嬉しいところでしょう。
第一話の出来はほぼ文句なし、と言っていいと思いました。
主人公の北原春希の性格、彼が参加しているバンドの現在の状況、
小木曽雪菜というヒロインの個性と周りの評価といったことが
20分程度の尺にわかりやすくまとめられていて、とても入りやすい第一話でしたから。
もう一人のヒロイン冬馬かずさは一言も喋らなかったけど、次回には存在感を発揮してくれるかな。
今回のアニメは、原作の全3部のうち第1部だけをやるようですが、
どんな出来になるか楽しみ。これは毎週楽しみに見れそうです。
◯ログ・ホライズン
ある日、オンラインゲームの中に3万人ものプレイヤーが閉じ込められてしまう、
という導入から始まる、ネットゲームを題材にしたアニメです。
これ系の設定の作品は、古くはクリス・クロス、最近ではソードアート・オンラインなどが挙げられるでしょうが、
それらの作品と比べると、本作は雰囲気がわりと明るめな印象があります。
やはり放送局がNHKだからかな。
もちろん話が進まないと、どういう方向性でいくのかは分からないですけどね。
ギルド同士の確執などが、第一話の時点でちらりと現れてきていたので、そのへんは先が気になるところ。
話も面白そうではありますが、なによりアカツキちゃんが可愛かったので、
彼女目当てで見ていきたいという気持ちが強いですw
主人公シロエに対する信頼の態度がとても可愛らしいし、
古風な言葉遣いと背のちっちゃさの取り合わせが、いい感じに萌えですね。
アカツキだけでなく総じてキャラには好感が持てたので、あとはどういう話になるのかが楽しみ。
◯のんのんびより
田舎を舞台にした、ほのぼの日常もののようです。
全校生徒5人の分校が舞台なので、田舎といってもそこらの田舎作品とはレベルが違いますね。
メインとなる女の子4人組が、小1~中学生まで年齢層がバラバラなため
普通の日常萌えアニメとは一味違った人間関係が描かれそう。
作品としても、背景が綺麗で田舎の雰囲気がとてもよく出ていますし、
とにかく間のとり方が絶妙で、なんでもないように見えるシーンでも退屈を感じない。
無言、無音のシーンでも、キャラクターの様子から感情を読み取れて、それが見応えがある。
ギャグも独特で面白いし、これは相当出来の良い萌えアニメになりそうな予感がします。
ゆったりした雰囲気が漂っていてテンションが低めなので、癒されたいならば最適の作品ですね。
毎週楽しみに見たいです。
◯東京レイヴンズ
陰陽師を題材にした厨二っぽい雰囲気のアニメのようです。2クール作品らしい。
序盤を見た段階では、ちょっとありがちな雰囲気だなあと思ったんですが、
本家の女の子に対して主人公が劣等感を持っている感じだったので、
劣等感をこじらせたキャラクターが好きな身としては、一気に気になる作品になってしまいました。
こういう流れの話は好きなんですよねー
まだ世界観がよくわからないので、話として面白くなるかはまだまだ様子見ですが、
これは少なくとも5話ぐらいはチェックしてみようと思いました。
ところで金髪縦ロールの女の子がエロかったです。いい髪型だ。
◯リトルバスターズ!~Refrain~
リトルバスターズといえばリフレイン。原作のゲームの中で一番おもしろい部分が
ようやくアニメ化されたわけで、これは是非見なければ。
ちなみに第一期はキャラ別に個別ルートをアニメ化していたのですが、途中で見るのをやめてしまいました。
かなり退屈でしたからね。
しかし、いくら原作の時点であまりおもしろくない部分だとはいえ、
そのまま退屈なアニメにしか仕上げられなかったスタッフが、
果たしてリフレインを良い出来に仕上げられるのか、その点は不安が残ります。
ともあれ、リフレインはゲームでも没頭して読んだ好きなシナリオですから、楽しみではあります。
◯BLAZBLUE ALTER MEMORY
格闘ゲーム原作のアニメ。
アークシステムワークスの格闘ゲームは、自分はギルティギアシリーズと北斗の拳しか
やったことがないので、本作の設定はよく知らないのですが、
とりあえずアニメを見てもいまいちよくわからなかったw
ただ、おぼろげには各キャラクターの所属組織だとか背景だとかは伝わってきましたし、
キャラクターは個性豊かで魅力を感じます。
バトルを中心としたアクションシーンは、いかにも格ゲー原作だなと思わせるものがあり、
しっかり見応えがありました。
キャラの個性だけでも画面に引きつけられるような強いエネルギーがありましたし、
それだけでも見続けてみようと思わされる第一話でした。
▲ぎんぎつね
神社を舞台に、神の使いの銀太郎という狐頭のキャラクターと
彼を唯一認識できる女の子が中心になって展開される、人情アニメといった感じでした。
神社モノは好きなのでチェックしていましたが、第一話は結構露骨な感動展開で
ちょっと苦手な部類だった。
まあ、銀太郎はいいキャラしてましたし、これから神社ならではの話が色々出てくれば
面白くなってくるかなあ。
▲蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-
正体不明の「霧の艦隊」に人類が駆逐されてしまっている近未来の話のようです。
霧の艦隊を敵としながらも、人類からもお尋ね者扱いになっている主人公たちの立場は
なかなかおもしろいと思いましたが、まだ流れがよく見えてこないので様子見かな。
主人公の潜水艦もですが、敵も戦艦のコア部分が女の子なんですね。その設定も面白いと思う。
主人公の性格がちょっとふてくされ気味でクセがあるので、そこが少し肌に合わないですが
面白くなりそうな気配は感じました。
▲ストライク・ザ・ブラッド
確認してませんが、まず間違いなくライトノベル原作アニメだろうと思います。
すごくそういう雰囲気でした。
脚本が吉野弘幸ということだったので、その時点でもうダメだろうなと思ってたんですが
見てみたら意外とキャラも話も悪くなかった。
人間ではない存在が隔離されて集められている町が舞台のようで、
吸血鬼の少年と、彼を監視するために送り込まれてくる少女がメインキャラの様子。
パンチラなどのサービスもあり、お色気もなかなかで、女の子が性格的に面白く魅力もあったので
見ていて飽きないだけのものはありましたし、ストーリーも面白そう。
普通の高校生活を送りたいだけの主人公が、大物吸血鬼であるためにそれが許されない、
みたいな展開になるのかな。先が楽しみなので、続けて見てみるつもり。
第一話は全体的に見るとコメディだったけど、今後はシリアスになりそう。
▲COPPELION
東京が崩壊して、汚染されて人が住めない環境になっている設定のようで、
そこに汚染への耐性が強い女子高生3人が、残った人々を救出するために送り込まれてくるという話。
背景美術が非常に美麗で、崩壊した東京の風景がものすごく緻密に描かれていて凄い。
水の表現も凄かったし、気合の入った作画ですね。
淡々とした静かな雰囲気も相まって不気味さがあり、
この舞台を探索する主人公たちの姿は見ててハラハラします。
悲惨な展開に遭遇して感情を発露させる女の子たちの姿は、なかなかに見応えがある。
なんだか秋アニメの中では影が薄いですが、悪くない作品だと思います。
△世界でいちばん強くなりたい!
今どき女子プロレス物のアニメというのは、企画が通ったこと自体奇跡的なのでは。
そのくらい古臭さを感じる題材です。
キャラデザインもりんしん氏ですし、色々と一昔前のセンスですね。
アイドル設定の美少女プロレスラーが、技をかけられて喘ぐ姿が売りのようで、
そういう方向性の作品としては、第一話からなかなか良いエロスを見せてくれています。
とはいえ、まじめにプロレスをやっている作品でもあるので、スポ根ものとしてもなかなか。
ただなんというか、自分はこれ原作読んでるんですけど、女子プロレス物として見ると
この作品はキャラクターが凡庸で、あまり光るものがない感じがします。
レッスルエンジェルスとかが好きな人が見ると、そのへんで物足りなくなるんじゃないかなあ。
アニメ化でどこまで化けるかが注目点かな。
△ミス・モノクローム
ロボっぽい喋りが特徴的な、ツインテールの女の子モノクロームさんを主人公にした
ショートギャグアニメ。ローテンションなノリですが内容は結構かっとばしていて
いい意味で先の予想がつかないのがいいですね。
第一話で一緒に住んでいた女の子の行動には本当にたまげました、そんな性格だったのか、ってw
何気にキャラクター原案がモノクローム役の堀江由衣氏本人であるらしく、
他にも声優ネタがあるので、出演声優のファンならより楽しめるかもしれないですね。
△ワルキューレロマンツェ
主人公がやたらと超然としているのがちょっとツボでしたw
話を動かしていたのはほとんど美桜というキャラだったような。
原作やってませんが、エロ重視のエロゲーだったようなので、
そのせいか、かなりサービスシーンが露骨でした。
でもジョストという競技で女の子たちが対戦していく姿は見応えがありそうですし、
アニメでやる意義は充分にありそうですね。
何気に、かわしまりのの声を地上波アニメでたくさん聴ける貴重な作品でもあったり。
ところで、最後まで見てVガンダムを思い出したのは自分だけではないはず。
―革命機ヴァルヴレイヴ 2ndシーズン
まだ第一話見てませんが、とりあえずファーストシーズンが
すごく中途半端なところで終わったので、これは続きを見るつもりでいます。
また変な展開ばかりのアニメになるのかなあ……
他に『境界の彼方』『凪のあすから』『ゴールデンタイム』といったアニメは1話をチェックしましたが
ちょっと肌に合わなかったので、続けて視聴はしないことにしました。
『境界の彼方』はアニメーションの質はいいけどヒロインの行動と言動が勝手すぎて受け入れられず、
『凪のあすから』は主人公が子供っぽすぎて趣味ではなかった。
まあ、好みの問題です。作品としては三作とも質は高そうに思えました。
そんなわけで、視聴を続けてみようと思ったのは以上の15作品になります。多いですねw
なんだかクセのあるというか、ハマれば好きになれそうなアニメが多い感があります。
好みのアニメがこれほど多いクールは久しぶり。
展望を書いていこうと思います。
タイトルの左のマークは第一話の評価です。
◎キルラキル
制服に特殊な力があるという設定が特徴で、
それを着た生徒たちのバトルがメインになりそうな学園もの。
ものすごくスピード感と熱いノリにあふれたアニメです。
それを表現する作画の動きも素晴らしく、見ていて圧倒される。
全体的にテンションが高くてギャグも笑えるし、
主人公の女の子がかっこよく、アクションシーンが見ていて気持ちいい上、
ちょっとエロ方面でのサービスもあるので、いろいろな意味で見応えがありました。
ぶっ飛んだ世界観と独特の絵柄のおかげで、非常に個性的なアニメになっており
飽きずに見ることができそうです。
今期のアクション物の中では、明らかにこの作品だけモノが違う。
今後次第ですが、名作になりそうな予感。
◎WHITE ALBUM2
同名のエロゲー原作のアニメ。
原作はかなりドロドロとした三角関係ものなわけですが、
果たして今アニメでこれが受けるのかどうか、なかなか興味深いですね。
前作WHITE ALBUMのアニメはあまり評価が高くないようですが、これはどうなるか。
原作ライターの丸戸史明氏本人が脚本を書かれているというのは、ファンには嬉しいところでしょう。
第一話の出来はほぼ文句なし、と言っていいと思いました。
主人公の北原春希の性格、彼が参加しているバンドの現在の状況、
小木曽雪菜というヒロインの個性と周りの評価といったことが
20分程度の尺にわかりやすくまとめられていて、とても入りやすい第一話でしたから。
もう一人のヒロイン冬馬かずさは一言も喋らなかったけど、次回には存在感を発揮してくれるかな。
今回のアニメは、原作の全3部のうち第1部だけをやるようですが、
どんな出来になるか楽しみ。これは毎週楽しみに見れそうです。
◯ログ・ホライズン
ある日、オンラインゲームの中に3万人ものプレイヤーが閉じ込められてしまう、
という導入から始まる、ネットゲームを題材にしたアニメです。
これ系の設定の作品は、古くはクリス・クロス、最近ではソードアート・オンラインなどが挙げられるでしょうが、
それらの作品と比べると、本作は雰囲気がわりと明るめな印象があります。
やはり放送局がNHKだからかな。
もちろん話が進まないと、どういう方向性でいくのかは分からないですけどね。
ギルド同士の確執などが、第一話の時点でちらりと現れてきていたので、そのへんは先が気になるところ。
話も面白そうではありますが、なによりアカツキちゃんが可愛かったので、
彼女目当てで見ていきたいという気持ちが強いですw
主人公シロエに対する信頼の態度がとても可愛らしいし、
古風な言葉遣いと背のちっちゃさの取り合わせが、いい感じに萌えですね。
アカツキだけでなく総じてキャラには好感が持てたので、あとはどういう話になるのかが楽しみ。
◯のんのんびより
田舎を舞台にした、ほのぼの日常もののようです。
全校生徒5人の分校が舞台なので、田舎といってもそこらの田舎作品とはレベルが違いますね。
メインとなる女の子4人組が、小1~中学生まで年齢層がバラバラなため
普通の日常萌えアニメとは一味違った人間関係が描かれそう。
作品としても、背景が綺麗で田舎の雰囲気がとてもよく出ていますし、
とにかく間のとり方が絶妙で、なんでもないように見えるシーンでも退屈を感じない。
無言、無音のシーンでも、キャラクターの様子から感情を読み取れて、それが見応えがある。
ギャグも独特で面白いし、これは相当出来の良い萌えアニメになりそうな予感がします。
ゆったりした雰囲気が漂っていてテンションが低めなので、癒されたいならば最適の作品ですね。
毎週楽しみに見たいです。
◯東京レイヴンズ
陰陽師を題材にした厨二っぽい雰囲気のアニメのようです。2クール作品らしい。
序盤を見た段階では、ちょっとありがちな雰囲気だなあと思ったんですが、
本家の女の子に対して主人公が劣等感を持っている感じだったので、
劣等感をこじらせたキャラクターが好きな身としては、一気に気になる作品になってしまいました。
こういう流れの話は好きなんですよねー
まだ世界観がよくわからないので、話として面白くなるかはまだまだ様子見ですが、
これは少なくとも5話ぐらいはチェックしてみようと思いました。
ところで金髪縦ロールの女の子がエロかったです。いい髪型だ。
◯リトルバスターズ!~Refrain~
リトルバスターズといえばリフレイン。原作のゲームの中で一番おもしろい部分が
ようやくアニメ化されたわけで、これは是非見なければ。
ちなみに第一期はキャラ別に個別ルートをアニメ化していたのですが、途中で見るのをやめてしまいました。
かなり退屈でしたからね。
しかし、いくら原作の時点であまりおもしろくない部分だとはいえ、
そのまま退屈なアニメにしか仕上げられなかったスタッフが、
果たしてリフレインを良い出来に仕上げられるのか、その点は不安が残ります。
ともあれ、リフレインはゲームでも没頭して読んだ好きなシナリオですから、楽しみではあります。
◯BLAZBLUE ALTER MEMORY
格闘ゲーム原作のアニメ。
アークシステムワークスの格闘ゲームは、自分はギルティギアシリーズと北斗の拳しか
やったことがないので、本作の設定はよく知らないのですが、
とりあえずアニメを見てもいまいちよくわからなかったw
ただ、おぼろげには各キャラクターの所属組織だとか背景だとかは伝わってきましたし、
キャラクターは個性豊かで魅力を感じます。
バトルを中心としたアクションシーンは、いかにも格ゲー原作だなと思わせるものがあり、
しっかり見応えがありました。
キャラの個性だけでも画面に引きつけられるような強いエネルギーがありましたし、
それだけでも見続けてみようと思わされる第一話でした。
▲ぎんぎつね
神社を舞台に、神の使いの銀太郎という狐頭のキャラクターと
彼を唯一認識できる女の子が中心になって展開される、人情アニメといった感じでした。
神社モノは好きなのでチェックしていましたが、第一話は結構露骨な感動展開で
ちょっと苦手な部類だった。
まあ、銀太郎はいいキャラしてましたし、これから神社ならではの話が色々出てくれば
面白くなってくるかなあ。
▲蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-
正体不明の「霧の艦隊」に人類が駆逐されてしまっている近未来の話のようです。
霧の艦隊を敵としながらも、人類からもお尋ね者扱いになっている主人公たちの立場は
なかなかおもしろいと思いましたが、まだ流れがよく見えてこないので様子見かな。
主人公の潜水艦もですが、敵も戦艦のコア部分が女の子なんですね。その設定も面白いと思う。
主人公の性格がちょっとふてくされ気味でクセがあるので、そこが少し肌に合わないですが
面白くなりそうな気配は感じました。
▲ストライク・ザ・ブラッド
確認してませんが、まず間違いなくライトノベル原作アニメだろうと思います。
すごくそういう雰囲気でした。
脚本が吉野弘幸ということだったので、その時点でもうダメだろうなと思ってたんですが
見てみたら意外とキャラも話も悪くなかった。
人間ではない存在が隔離されて集められている町が舞台のようで、
吸血鬼の少年と、彼を監視するために送り込まれてくる少女がメインキャラの様子。
パンチラなどのサービスもあり、お色気もなかなかで、女の子が性格的に面白く魅力もあったので
見ていて飽きないだけのものはありましたし、ストーリーも面白そう。
普通の高校生活を送りたいだけの主人公が、大物吸血鬼であるためにそれが許されない、
みたいな展開になるのかな。先が楽しみなので、続けて見てみるつもり。
第一話は全体的に見るとコメディだったけど、今後はシリアスになりそう。
▲COPPELION
東京が崩壊して、汚染されて人が住めない環境になっている設定のようで、
そこに汚染への耐性が強い女子高生3人が、残った人々を救出するために送り込まれてくるという話。
背景美術が非常に美麗で、崩壊した東京の風景がものすごく緻密に描かれていて凄い。
水の表現も凄かったし、気合の入った作画ですね。
淡々とした静かな雰囲気も相まって不気味さがあり、
この舞台を探索する主人公たちの姿は見ててハラハラします。
悲惨な展開に遭遇して感情を発露させる女の子たちの姿は、なかなかに見応えがある。
なんだか秋アニメの中では影が薄いですが、悪くない作品だと思います。
△世界でいちばん強くなりたい!
今どき女子プロレス物のアニメというのは、企画が通ったこと自体奇跡的なのでは。
そのくらい古臭さを感じる題材です。
キャラデザインもりんしん氏ですし、色々と一昔前のセンスですね。
アイドル設定の美少女プロレスラーが、技をかけられて喘ぐ姿が売りのようで、
そういう方向性の作品としては、第一話からなかなか良いエロスを見せてくれています。
とはいえ、まじめにプロレスをやっている作品でもあるので、スポ根ものとしてもなかなか。
ただなんというか、自分はこれ原作読んでるんですけど、女子プロレス物として見ると
この作品はキャラクターが凡庸で、あまり光るものがない感じがします。
レッスルエンジェルスとかが好きな人が見ると、そのへんで物足りなくなるんじゃないかなあ。
アニメ化でどこまで化けるかが注目点かな。
△ミス・モノクローム
ロボっぽい喋りが特徴的な、ツインテールの女の子モノクロームさんを主人公にした
ショートギャグアニメ。ローテンションなノリですが内容は結構かっとばしていて
いい意味で先の予想がつかないのがいいですね。
第一話で一緒に住んでいた女の子の行動には本当にたまげました、そんな性格だったのか、ってw
何気にキャラクター原案がモノクローム役の堀江由衣氏本人であるらしく、
他にも声優ネタがあるので、出演声優のファンならより楽しめるかもしれないですね。
△ワルキューレロマンツェ
主人公がやたらと超然としているのがちょっとツボでしたw
話を動かしていたのはほとんど美桜というキャラだったような。
原作やってませんが、エロ重視のエロゲーだったようなので、
そのせいか、かなりサービスシーンが露骨でした。
でもジョストという競技で女の子たちが対戦していく姿は見応えがありそうですし、
アニメでやる意義は充分にありそうですね。
何気に、かわしまりのの声を地上波アニメでたくさん聴ける貴重な作品でもあったり。
ところで、最後まで見てVガンダムを思い出したのは自分だけではないはず。
―革命機ヴァルヴレイヴ 2ndシーズン
まだ第一話見てませんが、とりあえずファーストシーズンが
すごく中途半端なところで終わったので、これは続きを見るつもりでいます。
また変な展開ばかりのアニメになるのかなあ……
他に『境界の彼方』『凪のあすから』『ゴールデンタイム』といったアニメは1話をチェックしましたが
ちょっと肌に合わなかったので、続けて視聴はしないことにしました。
『境界の彼方』はアニメーションの質はいいけどヒロインの行動と言動が勝手すぎて受け入れられず、
『凪のあすから』は主人公が子供っぽすぎて趣味ではなかった。
まあ、好みの問題です。作品としては三作とも質は高そうに思えました。
そんなわけで、視聴を続けてみようと思ったのは以上の15作品になります。多いですねw
なんだかクセのあるというか、ハマれば好きになれそうなアニメが多い感があります。
好みのアニメがこれほど多いクールは久しぶり。