漫画

2025年11月04日

漫画感想『杉雪カコと見たい明日』

 こんにちは。
今日は、最近読んですごく面白いと思った学園SFラブコメ漫画の感想を書きます。
↓こちらの漫画です。2巻まで出ています。




 この『杉雪カコと見たい明日』という漫画の作者であるノッツさんは、味のある漫画を描かれるので、昔まんがタイムきらら系で描かれていた頃から作品を追いかけていますが、現在チャンピオンクロスで連載中の本作は、今までの中でも特に読み応えが抜群の漫画だと思いました。

 主人公の少年である朝倉アサキは高校デビューに成功した陽キャで、ヒロインの杉雪カコはいつも人を寄せ付けずに闇を周囲に振りまいている陰キャ、というキャラ付けから始まりますが、これだけ見るとラブコメとしてはテンプレ的なのですが、それにとどまらないものが本作にはある、ということは1話目を読み進めるだけですぐに分かります。

 本作のストーリーはループ物です。同じ1日を繰り返してしまう現象を主人公と杉雪カコだけが認識し、二人は成り行きから一緒にループする日々を過ごしていくわけですが、杉雪カコがループから抜け出したくないと思っているというのがポイントで、ループから抜け出したい主人公が彼女と関わることで、ストーリーが進んでいくことになります。

 本作を面白くしているのが、なんといってもキャラクターの魅力の深さです。
ループする日々の中、彼らがいろいろなことをしながら仲を深めていく過程で、見ていて面白いキャラ達であることがどんどん明らかになっていき、先がどうなっていくのか気になってどんどん読み進めてしまいます。
 キャラが魅力的だからストーリーとして見ごたえのあるものになっている感じです。

 杉雪さんはエロいことを自分で言いながら恥ずかしがったりするのが可愛いですし、かなり面白人間でもあり、ループを満喫して好き勝手なことをやっている姿は見てて面白いですね。しかも主人公と絡むことでストーリーが進むごとに魅力が増していきます。
 主人公のほうはひたすらいい奴なので見ていて安心感があります。最初はお調子者に見えますが、不快なことを全然しないのがいいですね。前述したようなカコの好き勝手な行動へのツッコミ役としても優秀ですし。
 というか主人公が言動も行動も好感が持てすぎて、彼のおかげで周りの女性キャラクターの魅力が倍増している感じがします。特にカコは主人公との絡みで引き出されていく女の子としての可愛さが半端じゃありません。

 この二人以外の脇役たちも含め、キャラクターが好感の持てる人物ばかりであることは本作の大きな特徴でありまして、本作は基本的には明るいノリでギャグも面白いですし、ラブコメとしてもしっかり演出されている作品ですが、それでも要所ではシリアスな流れになることが多いです。
 しかし、キャラクターがいい子ばかりなので過剰に暗くなることがなく、ポジティブな雰囲気が必ずあって、そこが個人的には非常に好みです。
もちろん今後どうなるかはまだ分かりませんが、このキャラ達ならどう転んでも楽しく追いかけていけそうだなあと思っています。

 ポジティブで人のいい主人公によって、どこか闇を抱えた杉雪カコの魅力が引き出されつつ、楽しいループの日々が描かれてゆく、その流れには爽快さがあって非常に良い読み味となっております。
 さらに、この二人の行動によって脇を固めるキャラクターたちとも交流が広がっていきますが、その脇役たちも魅力にあふれていますので、読んでいてとても面白い漫画になっていますし、引きも上手いのでどんどん先が気になります。

 最後に、漫画としての大きな特徴を挙げておきたいと思います。この漫画、かなり密度が濃いです。
 台詞が多く情報量も多いタイプの漫画で、1巻読み終えたときに普通の漫画の3冊分ぐらいを読んだような感覚を味わわされます。おかげで非常に読み応えがありますが、しかし情報量が多い漫画にありがちな読みづらくて疲れるような感じは全然なく、すっきりとした見やすい絵柄でほどよく描き込まれているので、むしろ非常に読みやすくなっております。
 漫画が上手いというべきか、かなりバランス感覚に優れた作品なんじゃないかと個人的には思います。


 というわけで、感想は以上になります。
たいへんオススメの漫画です。
現在2巻まで発売されていますが、3巻以降も楽しみです。僕はもう既刊を5回以上は通して読み直していますが、もっと何度も繰り返して読むことになるでしょう。そのくらい気に入りました。
気に入りすぎて電書で買ったあと紙版も買っちゃいましたが、3巻以降もそうする予定です。


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2014年03月08日

まんがタイムきらら系雑誌の打ち切り基準って、どうなってるのでしょう

自分は芳文社の萌え四コマ漫画の雑誌をいくつか買っていて、
それ以外の出版社の萌え四コマは目についたコミックスを買っていくスタイルで
楽しんでいます。
萌え四コマは絵が可愛いし、ほのぼのした気分になれていいですね。

ところで、芳文社のまんがタイムきらら系雑誌では、
連載がどこまで続くか、明確な壁が存在しているように感じます。
最近、好きだった作品がいくつも終了してしまってショックなことが続いたんですが、
この系列って結構打ち切りの判断が容赦なくて、バッサバッサ終わることがあるんですよね。
基準を部外者なりにまとめてみたくなったので、ちょっと考察してみました。

だいたい、コミックス何巻まで出して終了、という区切りがあるようです。


・3巻以上
安定した固定ファンが付いている人気連載の様子。
2巻を突破した連載は、アニメ化の芽も出てくる感じ。
たいてい掲載位置が前の方で安定していればこうなるが、
真ん中~後ろの方で固定されていても長期連載になる作品もたまにある。
(『三者三葉』『かいちょー』『R18!』等)
そういう作品は単行本の売上がいいのかも。
3巻完結でも充分に人気作品であり、4巻以上出る作品は希少な看板クラス。

・2巻で完結
それなりの人気をキープして中期連載作品として終了。
よく見るパターン。
掲載位置が真ん中から後ろあたりで安定してしまっている連載の場合は、
ここまで持って行ってスッキリ完結してくれれば御の字と言える。

・1巻発売後に打ち切り
当然2巻は出ない。コミックス派のファンが居た場合、
永遠に出ない2巻を事情を知らないまま待ち続けることになりかねない。
一番最悪の打ち切りパターン。

・1巻で完結
あまり人気が伸びないと判断された場合、こうなるのでしょう。
単行本1冊でスッキリまとまっているだけ1巻後打ち切りよりはだいぶマシ。
普通は1巻を発売して、そのコミックスの売り上げで様子を見るようなので
1巻でキッチリ終わる作品というのは意外と少ないです。

・1巻も出せずに打ち切り
人気がまったく出なかった連載はこうなってしまうのでしょう。たまに見る。
コミックス派が発生しない分、1巻発売後の打ち切りよりはまだマシかもしれない。

・連載に昇格できず
きらら系は、まずゲスト掲載(読み切りor2~3号連続掲載)という形で載せてから
人気があれば連載に昇格、というパターンが多いです。
そこで人気が出なければ、そもそも連載になれず消えていきます。
気に入ったゲスト漫画があった場合、自分は、きっちりアンケを送った上で、
連載化するかは分からないので雑誌から切り取って保存しておくようにしています。



そんな感じ。
コミックスを長く続けて出していくのは相当な人気がないと難しいようです。
1巻ごとに大きな壁になっているようで、特に2巻の壁を突破するには
安定した人気がないと難しい様子。
2巻まで行ければ、その後に途中打ち切りされることはほとんどなく、キリよく終わってくれることが多いです。
1巻後打ち切りはコミックスで取っておきたい読者にしてみると本当に最悪ですね。
4コマはページ数が少ないため、1年で1冊出れば速い方であるという発刊ペースの遅さがネック。
そのせいで、1巻出したあと2巻出ずに途中で打ち切りという酷い打ち切りスタイルが
生まれてしまっているのかな。

なので好きな連載があって、あまり人気がなさそうだと感じたなら
できるだけアンケートハガキ出しましょうねー
でもまあ、毎号、一番好きな連載の欄に記入してハガキ出してても
無慈悲に打ち切られることもあるんですけどね……
そういう時って、なまじ読者としてやれることをやっていただけにマジへこみますね。
俺の送ったアンケは無駄だったのかって思っちゃうし。



以下、無慈悲な1巻発売後打ち切りの憂き目にあった作品群のごく一部を紹介













他にもいくらでもあるから困る

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2013年12月24日

まんがタイムきららMAX 2014年2月号感想

今月号は、『きんいろモザイク』と『ご注文はうさぎですか?』のコラボ表紙。
中身のカラーページでは、ごちうさアニメのキャスト情報が載ってます。
しかしMAXからのアニメ化も今後は活発になっていくんでしょうかね。

その割には、長く続いた中堅以下の連載が次々終わっていってますね。
今月は『スイーツどんぶり』『R18!』『ひろなex.』の3作が終了。
さらに来月では『▲コンプレックス』『おにさん、こちら』(これは打ち切りかな)
が終わり、他にも終了しそうな流れの作品がいくつかあります。
なんか人気が中堅以下に留まっている作品を一掃しようという意図があるのか、
と感じてしまう流れですね。
これで大丈夫なんだろうか、中堅が薄いと雑誌って読み応えが半減すると思いますが……

とはいえ、上位陣はさすがに安定して面白く、安心して読めるクオリティを保ってます。
『きんいろモザイク』なんかは、もう言うことなしですね、本当に安心感がある。
可愛さ重視で癒される漫画です。

『うにうにうにうに』は掲載位置が急上昇しましたが、やはりアンケ良いんでしょうかね。
ずっと安定して面白いからなあ、うには幼い言葉遣いや行動は可愛いし、
河内家の面々にからかわれて半泣きになる姿はよりいっそう可愛いw
今号ではうにの姉も出てきて、これもまた良いキャラしてましたし、
今後がどんどん楽しみになってきます。
この作品はもう早期打ち切りの心配はしなくてよさそう。
絵柄が地味目なこともあって、その危険も少しあると思ってたんですが、杞憂だったかな。

『彼氏ってどこに行ったら買えますの!?』は、新キャラはレズの女の子でしたw
彼氏が欲しいと常々言っている主人公の亜梨香と、噛み合わせが良さそうなキャラですね。
当然、亜梨香に言い寄ることになりそうですし、来月からは今までと違ったドタバタが楽しめそう。
やっとマンネリ打破が期待できそうです。
この作品はキャラは大好きなので、期待してるのです。面白くなっていくといいなあ。


今月載っている『愛しの花凛』はフォワードからのゲストのようです。
最近フォワードは読んでなかったので初読みでしたが、
まっとうな男女恋愛もののようで、普通におもしろいですね。
ヒロインが女の子らしくて可愛いし、ほどほどに少女漫画っぽさがあっていい。

あとは、他のゲスト漫画について、軽く感想を書いておこうと思います。

・ハラる 1話
『アキタランド・ゴシック』の器械氏の新作。
女の子にセクハラしまくる女の子を主役にした、普通の萌えギャグ四コマです。
やはり普通のものを描かせても、絵柄は可愛いしネタは面白いしで
一定以上の面白さは必ず出してきますね、この作者さんは。
個人的には、前回の『髪長の女』よりも好きですが、
今回のも連載向きかと言うと微妙な気がします。

・×××がうまく描けない!
漫画家デビューをした女の子が高校の漫研に入部する話。
絵柄がキャッチーで、ネタもまあまあ面白いですが、
先輩部員たちも全員プロ作家なので、
主人公がすでにデビュー済みの少女漫画家であるという設定が
特に活かされていない感じがしたのが惜しいかな。

・裏庭には…! 1話
きらら四コマには珍しく原作と作画が分かれているだけあって、
読み応えはなかなか良好でした。
一面に花の咲いた庭園のある学生寮に、ちょっと天然ボケの主人公が
入寮してくる話でしたが、ネタ自体には新鮮味は特にないものの
3人いるキャラがみんな個性的で面白かった。
今後に期待できそうな作品です。

・みことの一手! 3話
囲碁を題材にした、少し地味目の絵柄が特徴的な作品の3話目。
子供の集まるイベントで指導碁を打つ話でしたが、
毎回この作品は囲碁を打つ女の子の可愛さをそこそこ表現できている感じが
しますし、連載になってもうまくやっていけそうな作品だと感じます。


今回はこんなところですね。
それにしても、『ぶらまり』は連載が始まったばかりで早速2号休載するという
ことですが、有望な新連載なだけに少々残念だというのが本音です。
しかし大丈夫かなあこの雑誌w
最近いいゲスト多いので、その中からいい連載が育っていってくれればいいんですが。


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2013年11月20日

まんがタイムきららMAX 2014年1月号感想

『ご注文はうさぎですか?』アニメ化決定とのことで、
表紙に大きく出ていますね。
久々に表紙を飾ったと思ったらこのニュース、景気がいいですね。
これからアニメの情報が毎号出てくることでしょうし、
しばらくはごちうさ表紙が続きそうです。

巻頭のページではアニメのスタッフが発表されていて、
監督が橋本裕之、シリーズ構成がふでやすかずゆき、
キャラクターデザインが奥田陽介、制作がWHITE FOX
となっていました。

監督の方についてはよく知りませんが、ふでやすかずゆき氏については
一定の実績がある方ですし、今放送しているワルキューレロマンツェなどは
かなりテンポも良くて面白いアニメに仕上がっていますから、
期待しても良さそうに思えます。
ただまあ、ごちうさについてはまずキャラクターデザインですね。
キャラクターの魅力と雰囲気を重視した漫画ですが、とにかく絵が可愛いのが最大の魅力。
あの絵柄をアニメでどれだけ再現できるかが、まずアニメの成功にあたって一番重要でしょう。
なので、絵柄が発表されるのが楽しみです。
きんいろモザイクぐらい再現度が高ければ言うことないのですが。


中身の方は、巻頭カラーの『ご注文はうさぎですか?』と、その次の『きんいろモザイク』
両看板とも安定した内容。
きんモザは体育祭の回でしたが、短パンだしサービスなどもチアガール姿が2コマあったぐらいで
おとなしいものなんですが、やっぱ運動してる女の子は可愛く感じる。
ネタ的にもちゃんとキャラの個性が活きてて面白かったですし、本当に安定してますね。

あとは、『いちごの入ったソーダ水』、『ホームメイドヒーローズ』あたりはもう上位で固定されてきたかな。
『彼氏ってどこに行ったら買えますの!?』は少々変化の兆し。
円満カップルだったみすずと哉ですが、哉が他の女生徒と仲良くしているという展開で
どうやら新キャラ登場のようです。
ずっと、このカップルのラブラブぶりを見て主人公の亜梨香が激しく突っ込むというネタの繰り返しで
安定しすぎた内容が続いていたので(それが面白くもあるんですが)、
こういうテコ入れは有効かなと感じます。まだ新キャラは顔見せ程度なので次号以降の展開が楽しみ。
哉の真面目で一途な性格を考えると、新キャラは男の娘じゃないかという予感もしますがw


そして、今号は、ある意味ではごちうさアニメ化以上の衝撃的な発表も。
ともに4巻を超える長期連載であった、『ひろなex』と『R18!』が次号で連載終了とのこと。
『スイーツどんぶり』も終了のようです。
看板の一つであった『かなめも』も終わったばかりで、
『コスプレの神!』も今号で終了、さらに『LSD』もクライマックスの気配を漂わせていますし、
こんなに中堅どころをどんどん終わらせてしまって大丈夫なのか、と心配になります。
世代交代を図っているのかもしれませんね。
個人的に、ひろなexはレトロゲームネタなどが世代直撃なのもあり、キャラも可愛くて
とても好きな連載だっただけに終わるのは惜しいです。
新連載が早めに始まってくれればいいんですが……


ただ、有望な新作もありますね。
『水瀬まりんの航海日誌』が連載開始しましたが、これはやはり質が高い。
キャラクターも充分に魅力があり、海洋冒険モノとしてのストーリーの面白さも望めそう。
シリアスな背景を持ちながらギャグもしっかり面白いので隙がないですね。
次代の看板候補という感じがします。

ゲスト作品の『具合が悪いので休ませてください』は3回の掲載が終わりましたが、
とても綺麗に締めくくられていて、
保健室という題材をしっかり掘り下げた深みのある作品になっていました。
勇気を持てない生徒が心を休ませる姿を描いていたのが良いです、
もちろん明るくボケとツッコミの日常風景も描かれますし、
健康診断などの保健室ならではのあるあるネタも面白いわけですが、
その上でしんみりさせてくれたり、心の成長を描いて充実感を感じさせてくれると、
読み味がぐっと深まりますからね。
連載化すればさらに面白くなりそうな作品なので、この作品の今後がとても楽しみ。

『モノ×モノ コミュニケーション』も、心を読める、コミュ障、という題材がしっかり活かされて
掲載されるたびに面白くなっていってる印象があります。
少々の百合っぽさもありますし、絵柄の地味さも今回はややカバーされていた感もあって、
連載になっても期待が持てそう。


これだけ次々と中堅以上の連載が終わるのですから、
新しく入ってくる作品は有望でなければ困るわけですが、
新連載やゲストには、質の高いものがちらほらあるので期待はできます。
正直、ひろなとR18の終了はショックでしたし、一瞬MAX買うのやめようかと思いましたが、
より面白い雑誌になってくれるなら問題はないわけで。
次号では再び、器械氏の新作が載るようなので、それも楽しみにしたいですね。



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2013年10月21日

まんがタイムきららMAX 2013年12月号感想

今月のMAXは、相変わらずきんいろモザイク表紙。
アニメ最終回の特集、巻頭カラーと、やはりアニメが終わったばかりということもあり
大プッシュ状態はまだまだ続いていますね。
内容も相変わらず安定して面白くかつ可愛かったですし、
このままきんモザは看板で居続けて、そのうちアニメの第二期もやるんでしょうね。
円盤の売上は相当なものだったようですし。

その他の連載は、「かなめも」が最終回。
長く続いた看板の一つであり、MAX初アニメ化作品でもあるという
MAXの象徴的作品が終わってしまうのは寂しいものがあります。
しかし結構未回収の伏線があったと思うんですが、特に回収することなく普通に終わったなあ。
自分は熱心なファンじゃないからまだしも、ファンの人はもやもやしそうな気がしますが……
でもまあ、最終ページは綺麗なシーンでした。

「√中学生」も最終回で、今月号は2つも連載が終わったことになります。
そのかわりというべきか、今月から「ぶらまり~時給800円の吸血鬼~」が開始。
ゲスト時よりも面白くなったような印象があります。
ロリ吸血鬼が主人公なわけですが、全然怖くなく、情けない性格しているのがいいですね。
吸血鬼ネタを中心にした日常お気楽漫画になっていて面白いです。
これからさらにおもしろくなっていけば上位キープできそうな作品に思えました。


上位陣では、「こずみっしょん!」が萌えもギャグもキレを増してきていて面白く、
このまま安定していけば看板のひとつになっていきそうですね。
いい感じに百合っぽかった。バレンタインネタで季節感は無かったけどw

「ひろなex」は4ページという短い内容の掲載でしたが、
この長さでもきっちり近所を探検させて話としてもオチをつけてまとめているのが
なかなか凄いですね。いつも面白いだけに、やはりもう少し安定したページ数を読みたい。

気になるのは「彼氏ってどこに行ったら買えますの!?」で、
ここのところ安定して前の方だったのに、センターカラーでもないのに中盤に移動していました。
そろそろ飽きられてきたのかな。この作品が結構好きな自分からみても、マンネリを感じるからなあ。
さすがに毎月違う題材は用意されているんですけど、展開自体はいつも似た感じだし
毎回キャラの行動や反応が一緒で、いつも予想範囲内だから、意外性が無くて飽きてきてしまうんですよね。
キャラクターの新しい魅力が引き出されることがほとんどない。
安定感は大事ですけど、それだけだと長続きしないんじゃないかと思いました。
いつも同じように見えて工夫のある荒井チェリー作品あたりと比較すると分かりやすいです。
彼氏~は絵は個人的にMAXで一番好きだし、キャラも可愛いから、頑張ってほしい作品なので
そろそろ面白さが一段進化してくれないかなーと思ってます。
せめて展開かキャラのどっちかで新鮮味が欲しいなあ……


ここからはゲスト作品の感想を少々。

・具合が悪いので休ませてください 2話
1話と違ってギャグ重視で攻めてきてます。シリアスはほぼ無し。
健康診断の準備についての話でしたが、養護教諭側から見た健康診断の
うんちくやあるあるネタは、なかなかおもしろかった。
ボケとツッコミもしっかりしていて、ギャグのみでも読ませてくれるなあと感じましたし、
この作品は連載化して欲しいですね。キャラが魅力あるしネタも面白い。


・ハナイロ 2話
1話に比べ、かなり百合度の増した内容でした。
ただでさえ少女漫画風の柔らかいタッチなのに、これで濃い百合をやられると
萌えるには少々キツイものがあります。胃もたれする。
これはちょっと女性向けなんじゃないかなあ、と思えた2話目でした。
好きな人は好きそうだけど……



今月号の感想は、こんなところですね。
来月号では、「水瀬まりんの航海日誌」が連載開始だそうです。
やはりというか、先が楽しみになるような世界観とキャラ設定が光っていて面白い作品でしたし、
連載化するだろうなとは思っていましたが、この早さはアンケも良かったのかな。
楽しみな連載になりそうです。
戦艦で旅をする話ということで、海も兵器もMAXの誌面にはほとんど見られないものですから
他の作品と絵面的な差別化もしっかりできて、目立つ作品になりそう。
ただ、かわりに「コスプレの神!」が終わるようで、中堅どころがまたひとつ失われるわけで、
雑誌の安定感のためにも、新連載陣には頑張って欲しいところです。


03:09|この記事のURLコメント(0)トラックバック(0)漫画  このエントリーを含むはてなブックマーク  mixiチェック
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